ぐい呑み、酒器、抹茶茶碗、湯のみ、片口鉢、作家 萩原啓蔵 の陶芸作品をご紹介しています。
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Archive for 7月, 2009

【ぐい呑み】漆黒

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啓蔵ぐい呑み 漆黒

啓蔵の大皿漆黒の海と同じシリーズの釉薬を使っているぐい飲みです。
鈍く光沢のある黒地にはじける華のような白い釉薬。散りばめた紋様は、どれひとつ同じものはありません。
そして勢いのある作品です。

【ぐい呑み】青のしぶき

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この作品で一番注目して頂きたいのは、釉薬で表現している、青いしぶきの勢いです。

啓蔵が「釉薬を重ねてかけることほど難しいことはない。」と常々話しておりますが、何層にも重ねてかけられた釉薬のさらに一番最後に勢いのある、エネルギーがあふれんばかりの釉薬をかける、というのは大変だっただろうと想像します。

それだけに伝わるもの、があるような気がいたします。
まるでしぶきがかかった岩肌の「瞬間」を再現しているような作品。
個人的にコレクションにしたい一品です。

青のしぶき

この作品で一番注目して頂きたいのは、釉薬で表現している、青いしぶきの勢いです。
このぐい呑みは、外側と内側の風景が、まるで「動と静」のような、激しさと静かさをあわせもっているような作品です。釉薬で表現している、青いしぶきの勢いがすばらしいです。

こちらで販売しています。 | 青のしぶきの記事をまとめて読む

【酒器】蒼カイラギ

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黒い岩に、ほんの少し光沢がかかった蒼のカイラギ、という個性的な酒注器です。
蒼と黒のコントラストがとてもシックにみえます。
同じシリーズのぐい呑み「蒼カイラギ」もあります。


【ぐい呑み】艶岩壁 陶芸作品


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趣のあるひびは、艶のある光沢の肌です。そしてその上から白濁の釉薬が、流れるようにまるで思い思いに流れる川のような跡になっています。

この発色をひとことで表現するのは難しいです。
赤みがかった茶色、深い緑の混じった茶色…。
偶然のものとは言え(もちろん啓蔵はある程度、研究してこのような発色を予測できていたかもしれませんが)、いろんな個性のある作品を生み出すことができるものだと、感心いたします。
重厚で渋い、そんなぐい呑みです。

艶岩壁

落ち着きがありながら秘めたる情熱というかエネルギーを感じる作品。

カイラギの釉薬のかかりが、まるで龍の絵にも見えます。
趣のあるひびは、艶のある光沢の肌です。そしてその上から白濁の釉薬が、流れるようにまるで思い思いに流れる川のような跡になっています。

こちらで販売しています。 | 艶岩壁の記事をまとめて読む


【ぐい呑み】蒼雫

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啓蔵ぐい呑み 蒼雫

碧がかった淡雪のような乳濁色の釉薬がひろがります。そしてそれは雫のようにも見えます。

*販売終了いたしました。


【ぐい呑み】巌


【ぐい呑み】巌

【ぐい呑み】巌

【ぐい呑み】巌

啓蔵ぐい呑み 巌


この「巌」は他の啓蔵カイラギぐい呑みに比べると、小さめです。 「焼きしめ」られていますが、小ぶりながら、重厚で趣きのあるぐい呑みに感じます。

こちらで販売中です。

【ぐい呑み】新緑

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うすいグリーンの発色は、落ち着いて見えます。

ところどころに「釉薬がかかっていない」部分があるでしょう。
これは「(粘性の強い)釉薬をたっぷりかけた」作品だからだそうです。
とっても贅沢な作品です。
実はあまりにもすばらしい出来なので啓蔵に
「この釉薬の感じで酒器(注器)も作ってみたらどうか?」というようなことを聞きました。
「かなりぜいたくに釉薬を使うために、酒器(のような大きなもの)には向かない。(いくら釉薬があっても足りないくらいだ、との意味)」
とのことでした。
そのくらい贅沢な釉薬の使い方をしている作品なのでしょう。

(販売終了)

【抹茶茶碗】茶カイラギ 「梅華皮」とも書き、釉のちぢれのこと

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カイラギとは「梅華皮」とも書き、釉のちぢれのことをこう呼びます。
ホームページでも説明してありますが、収縮しにくい粘土を使い、それで素焼きしたあとに、一番収縮しやすい釉薬を使って1250度で焼き、両者の収縮度の違いを利用してこまかい「ひび割れ」が出たもののことを言います。


【017】カイラギ抹茶茶碗 (陶芸家雑感:萩原啓蔵エッセイより)

【湯のみ】白濁

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白濁

注文していた「湯のみ」が無事に届き有難うございました。
父の日にと思い、今回初めて注文させて頂きましたが「湯のみ」は想像していた以上の上品な作品で大変綺麗に包装もされており父も大変喜んでおりました。

これから大事に愛用させて頂きます。また是非お願い致します。(高知県 T様)

(店長)T様、お父様に喜んで頂けて本当に嬉しく存じます。白濁は、乳濁の釉薬がいく層にもかかった、地味ですが、趣深い湯のみだと思います。
ぜひ末永くご愛用を頂けると幸いです。

【酒器】土華


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古(いにしえ)の茶人、そして陶器がお好きな方は器の見た目のことを「景色」と呼びます。単なる「紋様」としてではなく、そこに「芸術」として「風景がひろがるような」イメージをとても大事にしていたからでしょう。
この、土華も、器としての「景色」もすばらしく、味があります。
そして「のぎめ(粘性のある釉薬の流れたあと)」も趣き深いです。
のぎめの下にもきちんと柚子肌があります。手間をかけて、何層にもいろいろな釉薬がかけられていることがわかると思います。
それにしても、本当に芸術ですね。



啓蔵の酒器揃・土華 (2009/09 販売終了いたしました。)

【酒器】蒼雫

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啓蔵が窯出し後に「手ごたえがあった。」と言っていただけあって、確かにすばらしい出来映えです。

酒器がいいと、なぜか日本酒が本当においしく飲めるような気がします。
ぜひこの酒器で最高級の日本酒を召し上がってください。きっと極上の贅沢気分を味わえることでしょう。

蒼い色の器、とくにぐい呑みはなぜか男性の方に好まれます。
海を彷彿させるような深い青、蒼は惹きつけられるものがあるのでしょうか。
もしかするとぐい呑みの底に、遠い日のロマンがあるのかもしれませんね。

蒼い肌に淡雪のような乳濁色の釉薬がひろがります。そしてそれは雫のようにも見えます。
また器によっては蒼というよりも碧がまざったような発色のものもあります。
不思議なものです。同じ釉薬で同じ炎にあたりながらも、それぞれ個性的な発色を見せています。そしてとても趣き深い肌をしています。


わぁー(*^^*) なんて素敵! 蒼い雫が散ってます…。霧雨がふわり、パラパラと落ちたような。景色に小さな虹を散らすように、湖面が揺れる様が思い浮かびます。 (H様)




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