ぐい呑み、酒器、抹茶茶碗、湯のみ、片口鉢、作家 萩原啓蔵 の陶芸作品をご紹介しています。
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Archive for 8月, 2013

釉薬の試験サンプル皿(3)

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啓蔵がオリジナルの釉薬の研究のために、試験サンプルとして作った皿をこれまでにもご紹介してきました。
今回ご紹介する釉薬サンプルの皿は、とっておきの釉薬です。


実はこの釉薬のサンプルを初めて見たとき、既視感のようなものを感じました。
いつかご紹介しよう、と思いつつずいぶん遅くなってしまいましたが..。


音楽を聴いたとき、人それぞれに感じ方は違うことでしょう。
私の場合は、すばらしい演奏を聴いたとき、目の前に色彩が広がるような気がします。
既視感と書きましたが、この釉薬の色の変化の印象が、ある若手ピアニストの演奏と重なったからでしょうか。
そしてこの夏、実際に彼の演奏を生で聴き確信しました。
苦悩の表現を音にのせて、深く心に沁みるようなピアノの演奏。そこここに広がる演奏家が醸し出す色彩。
何度もこの釉薬の発色のイメージを思い浮かべました。

小さなモチーフを繋いでひとつの作品を作り上げる。それは音楽であっても、陶芸であっても、なにか通ずるところがあるような気がします。


啓蔵のぐい呑みで

啓蔵のぐい呑みで
本日は、(個人的所有の)啓蔵作ぐい呑みで、おいしい日本酒を頂きました。それぞれ好きなぐい呑みで。

ぐい呑みを愛でながら、おいしい日本酒を頂くのはとても幸せな気持ちになりますね!


向かって
左:非売品
中央:雪雲
右:紬紋釉

ぐい呑み 「宇宙の蒼」  もったりと流れるような景色



ぐい呑み 「宇宙の蒼」  もったりと流れるような景色

ぐい呑み 「宇宙の蒼」 



個性のある作品の、いろいろな景色をご紹介していきたいと思います。
今回ご紹介するのは、ぐい呑み 「宇宙の蒼」でも釉薬がもったりと流れるような景色になっている作品。
もったりとした質感たっぷりのものも美しいですね。



ぐい呑み 「宇宙の蒼」  蒼い釉薬



ぐい呑み 「宇宙の蒼」



ぐい呑み 「宇宙の蒼」 



個性のある作品の、いろいろな景色をご紹介していきたいと思います。
今回ご紹介するのは、ぐい呑み 「宇宙の蒼」でも青色が多くでているもの。
黒と青と白の釉薬の激しいぶつかり合いのような勢いが感じられます。





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