【近況】2008年9月の風景(その3)
濁りのない青色はすばらしい。
片隅にひっそりとおかれたものでも、やはりどこか主張がある。 (撮影・文:た)
濁りのない青色はすばらしい。
片隅にひっそりとおかれたものでも、やはりどこか主張がある。 (撮影・文:た)
小さなぐい呑みも、粘土から整形し、乾かして素焼き、そして釉薬をかけ本焼…と
ひとつひとつ手間と時間をかけて作られる。
釉薬の流れひとつにしても、長年研究してきた技がそこに生きている。
作者のぐい呑みにかける思いが込められているのだ。
だからこそ、啓蔵ぐい呑みを、この値段で手に入れていいものだろうかと、
申し訳無く思うことすらある。
そんな気持ちにさせる作品なのだ。 (撮影・文:た)
素焼き 「ぐい呑み」
ここ鹿児島も激しい暑さが続いていますが、おかげさまで私は元気に過ごしています。
近況ですが、現在は、陶芸展にむけてひたむきにがんばる生徒さんたちを指導しながら、私自身は片口鉢を制作しているところです。
片口鉢は、それぞれ釉薬を少しずつ変えてみようと思っています。
どんな発色の違いになるのか、窯から出してみませんとわかりませんが、楽しみです。
陶芸をなさっているみなさんにとっては、「夏」は作陶するのにはとても大変な時期でしょう。
ずっとお休みをしていましたが、陶芸家雑感に「夏の陶芸」について、短いエッセイを載せるつもりです
(ついしん)
啓蔵作品の感想ページ をいつも楽しく読んでいます。陶芸作品の感想を読むととても励みになります。そして作家として作陶の意欲がますますわいてきます。本当にありがとうございます。
感想を寄せてくだったみなさんへこの場をかりて、お礼を申し上げます。
釉薬のつき具合をみているところ
窯から作品を出したところ。大きなつぼは生徒さんの作品。
啓蔵作品は、有が田やで販売をしておりましたが、2009年11月1日より
「 啓蔵ギャラリーWebショップ」
での販売に移行いたしました。
引き続き、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
啓蔵作品の感想ページ
本日、3月1日で、81歳になりました。
白内障の手術後、目の曇りも取れよく見えるようになりました。
新作も少しずつながらできておりますので、少しずつ発表していきたいと思っております。