蒼乳濁
青い釉薬は面白味があります。なによりも綺麗。
日本酒でも黄色がかった日本酒に合うかもしれませんね。
お客様から、作品の容量をお知りになりたい、というご意見を頂き、なるほどなあと思いました。
ですので、、これから少しずつ測っていこうと思います。
「蒼乳濁」については
ふるふる入れて(口元ぎりぎりまで入れて)だいたい90ccくらいでした。
実際お使いになる時には、8分目くらいまで、かもしれませんし
また、多少誤差があるかとは思いますので、あくまで目安にして頂けると幸いです。
販売する作品は当然ながら使用をいたしません。たとえ水であっても作品には入れませんので
容量をはかるときには、「作品にビニール袋をかぶせその上から水を注入し、ビニール袋の水を計量カップではかる」というようにしました。
蒼乳濁
黒い地に蒼の釉薬、そしてその上からさらに青みがかった乳濁の釉薬がかけられています。乳濁の中には、青い点が広がり、とてもおもしろい「景色」です。
2011.04.16 土曜日
茶雪釉
赤色が混ざったような、黄色がかったような地に、雪の流れのようなもったりとした釉薬がかかっています。
この白い釉薬には、貫入や気泡があって、なんとも面白いのです。
もしかするとこれは「お酒を飲む」というより
ずっと掌でつつんで眺めて楽しむうつわかもしれない。
個性的なうつわの好きな方に。
2011.04.12 火曜日
土息吹
本日,商品が無事に自宅に到着致しました。
このような困難な状況の中でも本当に迅速且つ丁寧なお手続きをして下さいまして,誠に感謝致します。
異動の時期であり,メッセージ付きのぐい呑みは,大変,お世話になった方に差し上げようと思い,メッセージなしの物は,差し上げる物と同じ物を共有したく注文した次第です。
差し上げる物と同じ状態にして欲しく,自分用の物までラッピングをお願いしてしまい,お手数をお掛けしました。
先ほど帰宅して早速,箱を開封し,先ずは自身の物を開封させていただきました。
自然に優しい丸みを持って広がる裾が独特の形を作っており,これが本当に良いです。
表面もしっとりとした乳濁で包まれており,ご紹介にあるように貫入がとても綺麗です。
色も形も写真で見るよりとても和みを感じますし,綺麗なラッピングで,間違いなく先方も喜んでくれることと思います。
この度は,このような大変な最中にあっても,細やかな配慮とご丁寧な対応を尽くしていただき,重ね重ね感謝申し上げます。
白い釉がもったりとのった感じのもの等,気になるものもたくさんあり,また,お世話になるかと思いますので,その際には,どうぞ宜しくお願い申し上げます。
ブログを拝見させていただきましたが,ご紹介いただいていたのですね。
私の対応は当然のものでしたし,店長様のご対応に感心した次第でして,いやいや,誠に恐縮致しました。
一日でも早く穏やかな日常が戻るようお祈り申し上げます。
(愛知県 K様)
(店長)
K様、このたびは本当にありがとうございました。
実はK様への発送を準備しようと思っていたのが3月11日、ちょうど東日本大震災の日でした。
地震の揺れは首都圏でも激しく、その後の停電やいろいろでとても準備ができるような状況でなくなりました。
K様からのご注文は「13日(遅くとも14日の午前中まで)お届けご希望」ということでお受けしていました。
けれども、ショップもそれから配送もそういう状況ではなく、お約束のお届け日までの発送が間に合う見込が無くご注文をご辞退させて頂きたい旨、とお断りを入れました。
ところが突然のご注文のキャンセルでご迷惑をおかけしたにもかかわらず、K様からは
地震で見通しが立たないことにご理解頂いたばかりでなく、お届けはいつでも結構です、と再度ご注文を頂いたのでした。
メールを拝見したときには、温かいお言葉とお気持ちに感激いたしました。そして胸がアツクなりました。
ご丁寧なご感想もすぐに頂いたのですが、ご紹介が遅くなってしまいました。
土息吹は、ころんとした形と、貫入のやさしさがある作品です。
ご先方様やK様のお手元で末長くご愛用して頂ければ本当にうれしく存じます。
このたびは本当にありがとうございました。
今後共どうぞよろしくお願いいたします。
2011.03.25 金曜日
啓蔵ぐい呑み 乳濁雲
形状としてはほっそりしているけれど、釉薬がどっしりと、もったりと、ついているので、端正とは言い難い、個性的な「顔」を持っている。
片手にもって眺めてみる「ぐい呑みの風景」
乳濁雲
個数限定販売です。
在庫が無くなり次第、お取り扱い終了となります。
2011.03.02 水曜日
ぐいのみ 「海底」
本日,商品が無事に自宅に到着致しました。感想をおくります。(画像も)
以前から緑色系のぐいのみがほしいと思っていたのですが、
貴ページで「海底」をインターネットでたまたまみつけました。
写真でみた第一印象は、緑色といっても暗い感じがして、正直迷いました。
ただ、緑色も珍しいし、と思って申し込みました。
届いたとき、渋いぐいのみだなあと思いましたが、
実際日本酒を入れて飲んだとき、底のほうにみえるあかるいほうの緑色と暗い色が、とてもいいなあと思いました。
とっつきにくい感じがしたが、使ってみると、これがなかなかいい味を出していますね。気に入りました。
ありがとうございました。
(長崎県 N様)
(店長)
N様ありがとうございました。
「海底」は地味な作品かもしれません。けれども、深海の底は(行ったことはありませんけれども)こんなイメージかも…と思ったりもします。
作品をご覧になった印象と、実際にお使いになった印象と違う、ということはよく耳にしますが、
N様のご感想をうかがってとてもうれしくなりました。
今後ともぜひご愛用頂けるとうれしいです。
2011.02.28 月曜日
緑色を基調にした釉薬を使った作品です。
淡いおだやかな「淡碧(筒)」
個性的である種のこだわりを主張しているかのような「海底」
並べてみると、とてもおもしろい景色です。
2011.02.22 火曜日
短い動画ですが、雰囲気を少しでもお伝えできれば…と思います。
【ぐい呑み】薄紫雲は、明るめの紫と乳濁の、そして時々焼き締められた紫の発色がきれいです。
なによりも、虫喰いが全面にでているところが、趣深いです。
掌に包むと、土のあたたかさを感じ、
作品全体に啓蔵の釉薬の妙がひろがっています。
2011.02.21 月曜日
土色のぐい呑みを集めてみました。
こうしていっしょに撮影し、比べてみると、土色のカイラギといっても、たくさんの表情があるものだと改めて思います。
撮影は大変なのですが、それぞれに趣があり、どれもすばらしいなあと、ファインダーをのぞきながらわくわくしてしまいます。
少しでもその思いが伝わりますように。
ぐい呑み「土縞跡」 : 色も重なりあって深みがありますが、微妙な起伏の陰影が、お酒を注いだら七色にも反射してきらめきそう…。さらに深みが増したり。景色の愉しみが、存分に味わえそうです。(H様)
巌飛翔
重厚な釉薬が、ものすごいエネルギーで勢いよく飛び散り、そしておもいおもいに主張しているようなぐい呑みです。
焼き締めのぐい呑みで、かつ、躍動感を感じる。
小ぶりなぐい呑みですが存在感があり、とても渋い作品です。
土縞跡
外側のカイラギ、内側は縞の跡があります。カイラギの淵の黒さに力強さを感じます。
まるでなにかのうろこのようにも見えますし、流れの跡のようにも見えます。お酒を映してみるとまた違う景色になるのでしょう。
とても個性的なぐい呑みです。
巌
他の啓蔵カイラギぐい呑みに比べると、小さめです。 「焼きしめ」られていますが、小ぶりながら、重厚で趣きのあるぐい呑みに感じます。
ひびの紋様も、自由で力強いイメージです。
また手作りらしく多少いびつで、正円でないところが、味わいがあります。
土水跡
茶色の地に、カイラギ。
単なる茶色ではなくて、見る方向によっては黒っぽく見えたり、明るく見えたりします。
豊土華2
カイラギと、それから、ときどき側面に釉薬がたまっているところがある作品です。
豪快でエネルギーがあふれるような、ぐい呑みです。
『大胆で荒々しいカイラギにとても惹かれました。
このはっきりしたカイラギ模様を見ていると、流れや動きあり、窯の中で絶え間ない炎が、火柱となり渦を巻き、ようやく耐え出来た様な強さを感じます。
また、大自然の大地を感じるような土色釉薬も、とても気に入っています。
』(ご感想より)
*商品の紹介をあらためて付加しましたので再掲いたします。
2011.02.19 土曜日
「ぐい呑み」陶芸作品一覧
啓蔵の「ぐい呑み」です。画像は、作品一覧の一部です。
たくさんの個性的な釉薬、そして作品は、見ていても本当に惹きこまれるようです。
リンク先で、個々の画像をクリックすると、作品についての記事をご覧になれます。
*非売品、販売終了になっている作品もございます。
【こちらで販売しております。】
・ぐい呑み(萩原啓蔵作品オンライン販売)
2011.02.10 木曜日
【ぐい呑み】艶岩壁、嵐、淡水釉・虫喰いを撮影しなおしました。
それぞれに匠の技を感じさせるような、釉薬の表現。重厚な絵巻のようです。
と同時に、三姉妹のようにも感じました。
艶岩壁
落ち着きがありながら秘めたる情熱というかエネルギーを感じる作品。
カイラギの釉薬のかかりが、まるで龍の絵にも見えます。
趣のあるひびは、艶のある光沢の肌です。そしてその上から白濁の釉薬が、流れるようにまるで思い思いに流れる川のような跡になっています。
嵐
嵐の強さ、激しさ、激しさ。三姉妹の中では次女のイメージ。
激しいけれど、知性的な凛とした美しさがあります。
雨の音、風の音、木々が揺れる音が、感じ取れるようなそんな作品です。
淡水釉・虫喰い
まだまだこれからどう進化するかわからない、三作品の中ではいちばん幼い三女のイメージ。
おとなしくみえますが、実は虫喰いと貫入の美しい作品です。
啓蔵作品を初めて購入される方にお勧めです。
2011.02.06 日曜日
【ぐい呑み】乳濁雲、蒼カイラギ、蒼乳濁カイラギを撮影しなおしました。
個性的でありながら、どちらかというと渋い三作品です。
どれもみんな、個性的で、本当に見ていると楽しいです〜(H様)
「蒼乳濁カイラギ」は、個性的ですね。とがっている、というか。渋いのが「蒼カイラギ」。そして、「乳濁雲」は、水墨画の雲の広がりを見るようです(*^^*)(H様)
乳濁雲
薄茶色のシックな地に、乳濁の釉薬がたっぷりかけられています。
掌で持った感じは「重厚」というイメージですが、まろやかであたたかい懐の深さを感じるような作品です。
蒼カイラギ
薄く光沢がかかった蒼のカイラギです。派手さを押さえた渋い雰囲気があります。
『実際に手にしてみると思った以上に重量感のある青色で、落ち着いたカイラギ部分、岩のようなゴツゴツしたカイラギの部分があり、そのときの気分で飲み口を変え、いろいろな風景が楽しめます。(お客様のご感想より)』
蒼乳濁カイラギ
焼き締めの地に、豪快なひび割れ。きっとこれは好みがわかれるところですが、個性的なぐい呑みがお好きな方にはぜひお勧めいたします。釉薬の溜りなどもおもしろいです。
2011.02.03 木曜日
千葉県W様から、画像を頂きました。
萩原啓蔵作「夢雫」とおいしそうな日本酒。
ぐい呑みの風景は絵になりますね!
本当にありがとうございます。
・ぐい呑み 夢雫 販売終了
2011.02.01 火曜日
「淡水釉・虫喰い」については、今年に入ってからガンガン使わせていただいておりますが、焼酎でも日本酒でもウィスキーでも何でも合う不思議
な「ぐい呑み」です。
これぞ虫喰いという感じで、蒼というか碧というか微妙な釉薬に虫喰いが非常に映える作品だと思います。
この作品が最安値なのは啓蔵先生らしいというか・・・。
カイラギが気になる方、「紋跡」を虫喰いが気になる方は「淡水釉・虫喰い」を選ばれると良いのではないかと思います(特に先生の作品を見たことが無い方は)。
(埼玉県 N様)
(店長)
N様、ご感想をありがとうございました。
「淡水釉・虫喰い」は地味ですが、主張をしないけれど味わい深い作品だと思います。
虫喰いもほんとうにきれいですよね。
ぜひぜひこれからもご愛用頂けるとうれしいです。
N様のこちら ↓↓↓ のメッセージ、ぜひ宣伝に使わせてください!
『カイラギが気になる方は「紋跡」を
虫喰いが気になる方は「淡水釉・虫喰い」を
選ばれると良いのではないかと思います』
・啓蔵ぐい呑み淡水釉・虫喰い(販売中)
2011.01.26 水曜日
私がお譲りいただいた「青冠」については、再販を心待ちにしていた作品で、この度入手してターコイズ系の蒼色に感動しております。
店長殿はご存じだと思いますが、私は基本的に使って何ぼの人間なんですがこの作品も剰りに端正なので未だに使用できておりません。
(埼玉県 N様)
(店長)
(この青冠は、再販をいたしましたが、またすぐにお取り扱い終了になってしまいました。申し訳ありません。)
「青冠」については、形状からいっても観賞用にされるのがよろしいかと思います。
このぐい呑みの、かわった形、釉薬のはじけかたは意外と好まれる方が多いです。
(実は私は初めてこの作品を目にしたときは、いい作品であっても、受け入れられるのだろうか?と正直思いました。)
N様本当にありがとうございました。
本当に啓蔵作品を大事にして頂き感謝いたしております。
今後共どうぞよろしくお願いいたします。
2011.01.26 水曜日
今回は「ぐい呑みの風景」ということでご紹介します。
いつもいつも充実しているとか、100%本調子、ということはなくて
時には、ふっと気を抜いたりしたくなりますよね。
のんびり、ゆっくり。ご自分のペースで。おいしいお酒をどうぞ。
本日の名言
「呑まなくなった時は死ぬときー!」
それにしても、半額とか値引きとか…そんなシールに弱いです。
*画像の使用許可を頂いております。(ありがとうございます。)
【啓蔵ギャラリーWebショップ】
・ぐい呑み「紋跡」 (販売中)
・酒器 啓蔵酒器 釉の酒器(販売中終了)
2011.01.23 日曜日
ぐい呑み 土蒼景色
【ぐい呑み】土蒼景色 撮影しなおしました。
この水色とうすい茶色、そして雲のようにかかる白い釉薬。
絵のような景色をお伝えしたくて何度も撮り直しています。
そして、同じ釉薬がかかっていても、ひとつひとつ表情が違います。
2011.01.20 木曜日
【ぐい呑み】艶岩壁
撮影しなおしました。
作品の良さを、なるべく正確にお伝えしたい、そう思って、何度も撮影しなおしています。
まだまだ納得できるものではありませんが、それでも少しだけでも、啓蔵作品の良さをお伝えできたらと思います。
この艶岩壁は、まるで龍が天に昇っていくようなイメージです。個性的ですがおもしろい。
そして、ひとつひとつのひび割れ、発色が、うろこのようでもあります。水彩絵の具がたまったような感触にすら思えます。
画像にもありますが、同じ釉薬でありながらどれひとつとっても同じではない。
それが陶芸作品のおもしろさ、ですね。
艶岩壁
落ち着きがありながら秘めたる情熱というかエネルギーを感じる作品。
カイラギの釉薬のかかりが、まるで龍の絵にも見えます。
趣のあるひびは、艶のある光沢の肌です。そしてその上から白濁の釉薬が、流れるようにまるで思い思いに流れる川のような跡になっています。
2011.01.19 水曜日
貴族の方の料理で感心するのは、割合手にはいりやすい素材を使っているという点。
でも目のつけどころが違うのでしょう。いつも斬新さというか、アイディアにびっくりさせられてしまいます。
今回の「納豆のうす揚げさん包み焼き」、これはおもしろいアイディアですね。
いかにもお酒呑み!という感じがします。(いい意味で!)
『まあ、読んで字の如くの料理で、うす揚げさんに納豆をいれてフライパンで焼いただけ。
これを生姜醤油で食べるんだけど、パリパリに焼けたうす揚げさんとネットリした納豆の食感と味わいが実に旨い!超簡単メニューだけど納豆好きにはオススメだよ~ん。』
とのことです。
そして、今回の鍋のダシにもびっくり!
鍋のダシは、昆布&鰹&煮干しの和風出汁に牛乳を加えて、酒、昆布茶、海塩、醤油で味つけ、ニンニクと韓国唐辛子を入れる。
ぜひこちらをご覧ください。↓
『辛子明太子もつ鍋』 (from 貴族鍋 )
牛乳を使った出汁にも合いそうな、白釉 のぐい呑み。
いつも書いていますが、もったりとした釉薬がかかっているところが大好きです。
*画像の使用許可を頂いております。(ありがとうございます。)
【啓蔵ギャラリーWebショップ】
・ぐい呑み「 白釉」(販売終了しました。)
2011.01.17 月曜日