ぐい呑み、酒器、抹茶茶碗、湯のみ、片口鉢、作家 萩原啓蔵 の陶芸作品をご紹介しています。
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「 ブルーの釉薬 」 に関する記事一覧


【ぐい呑み】雪釉,青網

雪釉
雪釉

白い釉薬のダイナミックさには圧巻です。
こんなにも大きな気泡が沢山ある釉薬には驚きました。

一体この釉薬は窯の中でどのような変化をしてあのような形になったのか?まったく不思議です。
手にする時の気分で雪のようにも、波しぶきのようにも感じます。

あまりにも白い釉薬部分に目がいってしまいますが、下地の黒カイラギも光沢がありとても綺麗だと思います。
所有している啓蔵さんの作品の中で存在感は断一だと思います。



青網
青網

確かに手元に着た作品を見ると、カイラギ模様が網のように見え、旨いネーミングを付けられたなと思いました。
所々にある亀裂カイラギがアクセントになっており作品を一層引き立てているように思います。
落着きのある色で啓蔵さんらしい蒼だと思いました。


また、すばらしい作品を楽しみにしております。

(東京都 Y様)


(店長)雪釉につきまして、あまりにも私と同じ感覚でご覧になっていらっしゃるのを拝見してびっくりいたしました。(つまり私が表現できなかったところをうまく説明頂いています。)
雪釉に関しては、私の個人的な意見ですけれども、かなり技術的も高いものを感じます。もちろん他の作品も同じように啓蔵の個性が出ていますが、この釉薬のとりあわせ、質感、そしてまろやかさと強さは、なかなか出ないのでは?と思えるほどです。

青網につきましてもありがとうございました。あの「蒼」は本当に素敵な色だと思います。
亀裂もとてもきれいです。Y様に喜んで頂けて本当にうれしく感じております。 これからもどうぞよろしくお願いいたします。

 【ぐい呑み】水青流

啓蔵ぐい呑み 水青流
啓蔵ぐい呑み 水青流
ある日、一人の男が旅をしていた。その男はすでに『 枯水』の状態だった。とにかく水が欲しくてひたすら歩いた。

すると、前方に白い泡『白泡』を発見した。あそこだったら水があるかもしれない!その男は『白泡』を目指して歩いた。


『白泡』の傍まで近づいてみると、そこには『蒼だるま』がいた。『蒼だるま』は何も言わずに樽一杯の水を差し出した。男はがむしゃらにその水を飲んだ。

『蒼だるま』は「君は一人で旅をしているのかい?一人旅は何かと大変だろうから、私の兄である『紋跡』を旅のお供にするが良い。」と言って、その場から消えた。

数分後、突然白い泡の中から、全身カイラギの『紋跡』が出てきて、「弟から話は聞いた。私が一緒について行こう。何かの役に立てるかもしれないから。」

それから、2人で旅を続けた。そして・・ついに『宇宙』に到達した。

『紋跡』は『お前を『宇宙』まで導く事が私の役目。ここから先はこの船を使って一人で行け。』そう言うと、『紋跡』は、楕円形の『薄色の皿』という名の船を与えるとその場から去った。


時が経ち・・『息吹』の季節になった。旅を続ける事30年。ついに男は『有が田や (*) 』という不思議な館に辿り着いた。

そこにはたくさんの扉があった。扉の向こうには未知の世界が待っているに違いない!

男は複数ある扉の中から『水青流』という扉をノックした・・。

*-*-*-*-*-*

男が『水青流』という扉をノックすると、「どうぞ」と声がしたので扉を開いた。


すると、そこには何とも不思議な格好をした人物(?)がいたのだ!
重量感がありそうな水色のマントを身にまとっているのだが、所々、破れたようになっていて、黒とも茶色とも形容しがたい肌が見える・・。

あまりにも凄まじい『水青流』の姿に呆然とした。

男は思った・・“この人は今までどんな歴史を生きてきたのだろう。私は旅の途中、喉の渇きを必死でこらえてきたが『水青流』さんに比べれば我慢の内には入らないのではないか・・と。

『水青流』は男に向かって「私に何か用があったのではないのか?」と質問をした。

男は、心を落ち着けて、これまでの旅の経緯を説明した。『水青流』は男の話に黙って耳を傾けた。
『水青流』は男が話し終わるのを待ってから、静かに口を開いた。

「君はここに辿り着くまで、大変な旅をしてきたようだね。さあ、ここで旅の疲れを取るが良い。
水はたくさんあるぞ。何と言っても『青』い『水』が『流』れる場所なのだから。」


そう言うと、『水青流』は至る所に滝や川を作った。
こうして・・男は清流の世界で暮らし始めたのだった。
(熊本県 M様)


(店長)M様からご注文があった際に、上記の物語の前半部分が送られてきました。そして「*この物語の結末は『水青流』到着後です♪」と書かれてありましたが、拝見して、なるほどぉ…とびっくりしてしまいました。
啓蔵作品の物語だなんて、すばらしい発想をされるなあと思います。ひとつひとつ、作品を思い出すのも楽しいものですね。私も久しぶりに昔の作品のページを眺めました。
M様、本当に素敵な企画をありがとうございました。


(*)有が田やは 2009年10月10日に閉店いたしました。
   現在はこちらで有が田やを引き継ぎ、啓蔵作品を販売いたしております。


【ぐい呑み】青のしぶき

青のしぶき
青のしぶき
メール拝読致しました.青のしぶき,残り1つでしたか…
最後の1つに間に合ったようでホッとしました。
青のしぶきの,乳白と青が混ざり合ったみずみずしい表情…
啓蔵先生が表現された青に,強く惹きつけられました。

また,啓蔵先生の作品集のなかでも,特に茶白や淡雪が気に入っており見る度「いつかこのような酒器と共に一献頂けたら…」と思っておりました。

個人的に,どこか「淡雪」をわせる風景も気に入っております。 (茨城県 M様)


(店長)青のしぶきは、個数限定でしたが、やはり独特の青、ということで人気も高く、すぐに売り切れてしまいました。
「茶白」や「淡雪」と似て、とても豪快な啓蔵作品ですね。書かれていらっしゃるように、釉薬のはじけかたが淡雪とも似ているような気がいたします。個人的にも、とてもすばらしい作品だと思っております。
これからもどうぞよろしくお願いいたます。

【ぐい呑み】青のしぶき、灰かいらぎ

青のしぶき
青のしぶき

青のしぶきを握った時の釉薬の厚さ、モコモコ感は想像以上でした。
青白い釉薬分部は良く見ると、かなり細かい泡状となっており、私は沖縄の泡ガラスを連想しました。
啓蔵さんの作品の中で、こんなに釉薬が剥れていて、下地が大胆に見えている作品も珍しいように思います。
釉薬が剥れた部分と青白い釉薬が一体となって形成された模様もとてもよいです。
見る方向によりいろいろな景色が感じられ、面白い作品だと思いました。

啓蔵さんの作品の好きな所の一つに釉薬の厚さがあります。うまく表現できませんが、これは器本体の粘土層が厚い作品とは違い、釉薬が厚塗りされている事での独特な手触りが生まれ、さわった感じの暖かさ、口当たりの良さを感じます。




灰かいらぎ
灰かいらぎ

灰カイラギは手に持った時にズッシリする重みを感じました。
少しザラっとした表面の手触りも不思議です。いぶした銀のように光を鈍く反射させ、細かくひび割れた様は、まるで大理石のように手にしっとりとなじみます。

不具合のあるサンプル品として 『涌雲』をいただきました。
実際見ると不具合のあるサンプル品とはいえ、淡いエメラルド と薄紅のにじみ会い(合い)がとても綺麗で、優しく落着いた印象を受けました。
所々にある虫食いの穴と、ひび割れ模様が一層作品を引き立て、深い味わいがある作品だと思います。
普段選んでいる傾向とは別のものを手に取ることができ、啓蔵作品に対しての新たな発見が出来ました。ありがとうございます。

■特別プレゼント
特別プレゼントで、このようなすばらしい作品を頂きましてありがとうございます。
『枯水』に似た細かいカイラギ模様に、啓蔵さん独特の蒼が使われており、白の混ざった部分などもあり、とてもすばらしい作品だと思います。裏書の釉薬名が記載されているのも、レア感があり良いものですね。
(東京都 Y様)


(店長)Yさまのご感想を拝見すると、そのまま「商品ページにお載せしたい」気持ちになります。 私の説明よりも、はるかにすばらしいです……….。

今回も、実際作り手の気持ちを投影したような味のあるご感想、的確な分析、に本当に感心させられてしまいました。
本当にありがとうございます。

「青のしぶき」のあのもったりとした感じと、青の色、は啓蔵ならでは、のものでしたし、灰かいらぎの表面の「しぶさ」はある意味おもしろい作品だと思います。
喜んで頂けてほんとうにうれしく光栄に存じます。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。

【ぐい呑み】息吹、薄青、青濁垂



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今回は息吹、薄青を購入させていただき、特別プレゼントとして青濁垂いただきありがとうございました。


http://kei-zo.shop-pro.jp/?pid=16863748息吹について

実は、息吹の購入に当たっては何度も何度もホームページの写真や、実際に購入したお客様の声を見て、どんな色、どんな作品なのだろうかと、あれこれ想像した上での購入となりました。

作品を手にした時、想像以上に荒々しく、釉薬発色が神秘的な作品だと思いました。
この作品の釉薬の色は写真や、文章では伝えるのはかなり困難なのではないかと思いました。

私なりには『かいらぎのひび割れが大きくはっきり出ている部分』、『虫食いが多く出ている部分』、『虫食いとかいらぎが混ざっている部分』、『上から覗き込んだ緑のあめ色』と、見る方向から違いで大きく4つの表情を感じます。

釉薬のかかり具合、かまの中での火の回りなど、いろいろな偶然が重なり合った結果のできた作品の1つだと思いました。


薄青

私なりには、雪解けまじかの石畳に、まだ雪が積もっている部分や、解けかかっているため石畳が見えている部分があり、かすかに青白い月の光が照らしているように思いました。

また、今回手に入れた作品を良く見ると、ホームページの商品説明写真に使われていた作品と同じものであることに気がつきました。
カイラギ模様、青いインクのようなシミの青色の形や場所などが一致しました。

実際の作品とホームページ上の写真との微妙な違いの比較が確認でき、多少なりとも今後の作品の購入のイメージ作りの参考になるように思います。





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青濁垂 (特別プレゼント)


この作品は、私がホームページで啓蔵さんの作品に出会う前に「販売終了」となっていたため、手に入れることが出来なかった作品の1つでした。


開封し作品を見た時の胸の高鳴りといったら文章では説明できないくらいのドキドキ・ウハウハでいっぱいでした。




<余談>
啓蔵さんのぐい呑みを使用して一杯呑んでいるときに、ついつい作品のカイラギや、発色に見とれ酒が入っているまま、光の当たり具合を変えて見たり、傾けたり回してみたりして楽しんでいる為、よく中身をこぼす事があります。
本来、ぐい飲みは酒を楽しむ為の道具の様に思っていましたが、啓蔵さんのぐい呑みの場合、私の中ではぐい呑みを楽しむ為に酒があるようになっている事に気がつきました。


また、「お客さまの声」を見ることも事も楽しみの一つになっています。
それは、商品説明にはない、商品購入者(第三者的な見方)による作品に対しての表現、表情、質感などが書かれているため、商品のイメージ作りする上での良い手助けとなっています。

また、今後もどんな作品が出るか楽しみにしております。
(東京都 Y様)



(店長)このたびは特別プレゼントも含めましてご感想をありがとうございます。

ご購入頂いても全ての方からご感想を頂ける、という訳ではございませんので、感想を頂けると本当にありがたくうれしく存じます。
そしてY様からの
『、商品説明にはない、商品購入者(第三者的な見方)による作品に対しての表現、表情、質感などが書かれているため、商品のイメージ作りする上での良い手助けとなっています。』
というコメントを拝見してまさしく同じ思いでおります。
実際ご購入してくださった方のご感想は本当に思いが込められており、私の説明よりもわかりやすく何よりも説得力があると感じております。Y様のご感想もまた、他のお客様にとって参考になることでしょう。
本当にありがとうございます。

啓蔵自身もこのページの感想を印刷したものを、何度も何度も読み返し、励みにしている、とのことです。本当にありがとうございます。

「息吹」も「薄青」は、まったく、タイプが違いますが、個性的なぐい呑みです。
同じ窯から、まったく違う作品が生み出された、ということが不思議で奥深いものですね。
薄青は新しく写真を撮りなおしたものですが、あの微妙なあわい薄い青を表現する(正確にお伝えする)のに実は苦労いたしました。
「青濁垂」は、のみ口のところの釉薬がはがれているということで商品としては使えないのですが、特別プレゼントとしておつけいたしました。あの作品は、今でも「残っていないか?」というお問い合わせが多いのですが、今回偶然にも出てきたものです。喜んで頂けて幸いです。

【ぐい呑み】宇宙  陶芸作品感想

宇宙
迅速な対応有難う御座います。
「啓蔵虫喰いぐい呑み 宇宙」は名前どうりまさに小さな宇宙で、この小さな宇宙を自分の物に出来たことを嬉しく思います。
(東京都 S様)

(店長)S様、ありがとうございました。喜んで頂けて本当にうれしく存じます。
宇宙を彷彿させる青(蒼)の釉薬がとてもきれいだと私も思います。啓蔵のぐい呑みをこれからもどうぞよろしくお願いいたします。

【ぐい呑み】蒼龍

蒼龍

商品が無事届きました。
いつも思うことがあります。

それは啓蔵さんの商品も素晴らしいこと事もさることながら、
商品説明についての、とても短い文章の中で特徴をつかみ、表現豊によく伝えているなと関心させられます。

今回の作品も「龍を想像します」の表現はとても特徴・表情が伝わってきました。また、どんな作品が出るか楽しみにしています。

(東京都 Y様)

(店長)Y様ありがとうございます。雰囲気や率直な感想を伝えられたら…といつも思っていますが、人によって感性も違うと思いますので、とても難しいとも感じていますが、少しでもお役にたてたらうれしいです。
今後共どうぞよろしくお願いいたします。

【ぐい呑み】蒼龍


蒼龍



カイラギというよりも、啓蔵先生の青、に惹かれました。

(埼玉県 T様)

(店長)カイラギや、釉薬の発色を眺めているだけでも、癒されるものがあるのかもしれません。
啓蔵の「青」は私も大好きです。(青も濃い青から、淡い青などいろいろありますよね。)

これからもどうぞよろしくお願いいたします。

【ぐい呑み】宇宙,白ゆず肌

宇宙
こんばんは。Aです。商品のほう無事に届きました。ありがとうございます。


ホームページの写真の撮り方が上手なのか、イメージどうりのぐい呑みでした!

それぞれの色も形もすばらしく、しばらく見とれてしまいました。
ほんとは一輪挿しを探していたのですが、「宇宙」にいっぱつで一目惚れし、見れば見るほどほしいものが・・・。


今回は三つで我慢しましたが(笑)まだほしいものがあるため、ちょくちょく利用させて頂きたいと思います。






(中略)


一輪挿しのラインナップも、増やしていただけると良いのですが・・。

もし、いいのがありましたらUPをお願いします(笑)



では。(愛知県 A様)










(店長)

A様には、「宇宙」のほかに「白ゆず肌」「新緑」もお買い上げ頂きました。

本当にありがとうございました。



ご注文された3点は、形もそれぞれ個性的で、しかも「青」「白」「緑」と独自の釉薬の発色があります。
きっとそれぞれにお楽しみ頂けたのではないかと思います。



一輪挿しは、もしかすると啓蔵の手元にあるかもしれませんので、問い合わせてみます。

(ただ、ほんのたまに気が向いたときにしか作らないと思いますのでお時間がかかるかもしれません。)





これからもどうぞよろしくお願いいたします。




宇宙    ブルーの釉薬, 個性的なぐい呑み


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こんにちは。Mです。 今、「啓蔵虫喰いぐい呑み 宇宙」が届きましたので御連絡致します。

早速、宇宙に出掛ける事にします。
まずは、器のアウトサイドゾーンを一周。

この空間は、“地球を出発して間もない景色”と“宇宙空間に入った直後”の景色が楽しめますね~。



ついに宇宙まで来たんだな、という事を実感します。

さて、いよいよ宇宙のインサイドゾーンに突入します。

こ、これは・・青い!青過ぎます!

とにかく、目の中に広がるのは、青の中の無数の点です。

まるで夜空に浮かび上がる星のように見えます。

この“点々”が星に見えるとは・・これが“萩原啓蔵マジック”でしょうか?ここが真の宇宙空間だったんですね。

そして・・この器の説明文にもあった“「濃い藍と青」の釉薬の流れとか強さ”、今伝わりました。
この「啓蔵虫喰いぐい呑み 宇宙」を眺めていると想像力豊かになりそうです。

ちょっと面白い事を思い付きました。このぐい呑みを暗闇に持っていって・・懐中電灯で照らしてみる

と・・あっ!また新たな発見をしました。

この景色を言葉で表現するのは難しいので私の心の中に留めておきます。

そろそろ、宇宙の旅も終わりに近づいてきたようです。でも、これで気が向いた時に、毎日宇宙に出掛ける事ができますね。
本日は、私を素敵な宇宙の旅へ御招待頂きましてありがとうございました。(熊本県 M様)


(店長) 素敵なコメントをありがとうございます。M様のご感想を拝見して、小さいころに読んだ宇宙旅行(SF)の小説を思い出してしまいました。確かにこの「宇宙」の作品は、深みがあって眺めていると、たくさんの想像力をかきたてられる気がいたします。これからもどうぞよろしくお願いいたします。

*この作品の販売は終了いたしております。


【ぐい呑み】宇宙 虫喰いの穴が無数に広がる星のようにも思えるぐい呑み

宇宙
本日、ぐい呑み「虫喰いぐい呑み宇宙」がとどきました。

いろいろな青の釉薬が流れる中に、 虫喰いの穴が無数に広がる星のようにも思え まさに、宇宙という作品名がぴったりです。

また、部分的にきらきら光る青の部分も神秘てきです。
また、どんな作品が出るか楽しみです。

どうもありがとうございます。

(東京都 Y様)





(店長)青色の釉薬の発色の変化がとても綺麗なぐい呑みだと私も思います。気に入って頂けて本当にうれしく、光栄です。

これからも啓蔵作品をどうぞよろしくお願いいたします。

【ぐい呑み】薄青

薄青
(前略)

この薄青を含め、萩原先生のぐい呑み作品を見ていると様々なイメージが浮かび上がってきます。

それが本当に楽しくて、嬉しくて…。私は萩原先生の作品たちが大好きです

ただ、そこから先生の意図を汲み取れているかは、自信がありませんが(苦笑

銘の中に同じ「青」を有していることに気付き、手元にある青濁垂を薄青の横に置きました。



すると薄青の景色は、春先に少し残っていた雪…に見えてきました。

次に青濁垂に目先を移すと、先の雪解け水が薄青の ”青”を溶かして流れていく様子が頭の中に浮かんできました。

薄青も、私に美味しい一杯と…愉しい時間を与えてくれました。




** この2作品を並べて見ると、本当にいろいろな想像をしてしまいます…銘からも、

** 青     =  青

** 濁    <-> 薄 (濁りが少ない)

** 垂れる <-> 垂れ(が)”無い” ….などなど、無茶苦茶な想像をした結果、

** 性格が正反対の双子なのでは!?……と思えてきました (^^;(香川県 M様)



(店長)同じ青でも作品によりまして、発色、釉の垂れ具合など…本当にそれぞれに個性がございます。

啓蔵の釉薬にもよりますが、自然のおりなす偶然の結果でもあり、それを考えると不思議な気持ちになります。M様本当にありがとうございました。

【ぐい呑み】青濁垂

青濁垂 青濁垂


桐箱を開けて中を見たとき、作品の存在感に緊張しました…。

慎重に酒器を手に取ると、指先や手の平から作品の重さと初めて触れるカイラギの感触が伝わってきました。

先ほどの緊張感が喜びに変わったときには…鏡を見なくても頬が緩んでいるのが分かりました(^^

緊張が解れたところで、はやる気持ちを抑えられずに用意した地酒を注いでみたところ、 覗き込んだ見込みが、まるで湧き出た酒を湛える泉のように見えてきまして…何とも暖かい気持ちになりました。

(お酒を呑む前に、器に酔わされてしまったのかな。…って、何言っているんだか^^; )

でも何年…何十年経っても、このぐい呑みを見る度に今日の事を思い出すのでしょうね~。


これからの人生の中で誰とどれほどのお酒を、この酒器と共にしていくことになるのか。

その中で自分自身がどう変わっていくのか…なんて今は想像できません。

そもそも私はお酒を飲める年になってから1年ほどしか経たない若輩なので、 まずは酒器と自分を育てながら、作品に相応しい者になっていけるようにドリョクしたいとおもいます(^^

もちろん、このぐい呑みで飲み交わすお酒も愉しみながら…。



では早速…(日本酒を湛えた酒器を手にとって)…乾杯♪(香川県 M様)



(店長)M様、こちらこそありがとうございます。啓蔵作品を本当に気に入って使って頂けるのは私にとってもとてもうれしいことです。カイラギは使えば使うほど「味が出てくる」作品だと思います。それから不思議なことに、趣きや肌(表面)も、違った風格が出てくるように思います。

【ぐい呑み】水色、青濁垂

水色 今日は、早く帰れたので20:00前に届けてもらう様にし心待ちしていて、いざ届いて箱を開けて

見たところ余りに綺麗にラッピングされていてそれだけで感動しました。(本当にセンスがいいですね)



この和紙の色合いも良く何かに利用出来るのではと思いこれもとっておきます。



さて、いよいよ桐箱から一つづつ取り出し今も手にとりまじまじと、眺めています。

今回(土色、水色、青濁垂)と購入いたしましたが、どれも一言では言い表せませんが土色は、自然の中で出来た鍾乳洞のような土の香りが漂いますね。






青濁垂
水色は、神秘な泉の中で出来た繊細さが感じ取れます。

青濁垂は、本当に力強く深い海の中でもまれて出来上がったきたという風に私は、感じました。

どれも、私にとって初めての陶芸品です。今は手に取り肌触りを感じ、また眺めて時を共に過ごしていければと思います。

本当は直ぐにでもお酒を一杯注ぎ頂きたいところなのですが余りの美しさに今は、これだけで十分です。



この先このグイのみを利用する時一つ気になる事があるのですが、下の部分、裏もなのですが地肌が出ていますが洗うのに何か注意点などございますか?洗剤を使用したらいけないとか、乾燥させないといけないとか・・・なにかあれば教えて頂ければ幸いに存じます。

最後にいついつ迄も大事にしていこうと思います。本当にいい作品を送っていただきありがとうございます。

(千葉県 S様)



(店長)S様には3種類のぐい呑みをご購入頂きました。気に入って頂いて本当にうれしいです。私も「お嫁に出した」ような気持ちがいたします。これからもどうぞよろしくお願いします。

S様にはメールでお知らせいたしましたが、使用後はよく日陰で乾燥させてからしまわれるといいと思います。(かるく洗剤などをつけて洗ってもかまいません。)
使用された後は木箱ではなくて、戸棚などにしまうのがいいと思います。これから、どうぞおいしいお酒をたくさんお召し上がりになってくださいね。。

【ぐい呑み】蒼龍

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大胆な亀裂の中に青が混じり、思わず龍を想像してしまうかのような、本当に個性的なぐい呑みです。
底にも青い発色がぽつんとあって(写真一番下)、日本酒を入れたとき、きっと美しいだろうなと想像いたします。

持った感じも「ずっしり」という表現が似合います。
ぐい呑みとして使うだけでなく、観賞用に手元に置いておきたい気もします。

繊細な磁器がお好きな方にはお勧めできません。
料理やお酒にかなりウルサイ「通」好みの器かもしれません。
でも、この不思議な発色といい、もったかんじの土のあたたかさといい…本当に長く使いたくなるような一品です。

【ぐい呑み】星雲


啓蔵ぐい呑み 星雲



こぶりのぐい呑みですが、まるではるか遠くの宇宙の星雲を思わせるような発色をしています。


黒地とほんの少しの控えめな青み、そして白濁の釉薬の取り合わせが、優しい穏やかな感じがするのが不思議です。



【ぐい呑み】 縄雲


縄雲
啓蔵ぐい呑み 縄雲


ほんのりと碧がかった茶色い地に白濁の釉薬がさらりとかかっています。

このぐい呑みのおもしろいところは、地の模様がまるで網目のようになっているところ

しかも網目が斜めにうずをまくようついているのが、なかなかおもしろい「景色」だと思います。





【湯のみ】蒼波

蒼波
これまでに啓蔵のぐい呑みをいろいろ
雪釉、茶雪釉、巌、水青流、蒼波水青玉
と購入して作品を実際に手にしてみたのですが、その「斬新さ」「釉薬の美しさ」「作品の力強さ」 から私はてっきり (萩原啓蔵氏は)

新進気鋭の30歳代の陶芸家

であろう、と想像していました。
ところが、80歳を越えられているということを伺って本当にびっくりしています。
あの斬新な釉薬の使い方からどうしてもその年齢が想像できないくらいです。
(神奈川県 W様)



店長)W様に、雪釉他、啓蔵作品を大変気に入って頂けて本当に光栄でうれしく存じます。

※W様から(しばらくメールが使えない環境とのことで)わざわざお礼のお電話を頂きました。ご本人のご了承を頂き、聞き書きと言う形で、ご感想をお載せいたしました。

【湯のみ】青霞


きめ細かいサービスありがとうございます!
母から色といい手触りといい、とても気に入ったとのメールがきました。

実はお正月に帰郷した時に母のお気に入りの湯のみを割ってしまい、誕生日には湯のみと決めていたのですが、インターネットでこんなに良い物に出会えると思ってませんでした。
また、インターネット通販だと品物の到着まで1週間なんてのはザラなので、それも仕方ないと思っていたところ、誕生日に間に合わせて頂いて本当に感謝しています!本当にありがとうございました!!!!
お風邪などひかぬよう。。。(東京都 Y様)

(店長)お母さまのお誕生日プレゼントとして承りました。気に入って頂けてうれしく存じます。
貫入(かんにゅう:ひびわれのこと)は、使えば使うほと、また味わいが出てまいりますので、それも楽しみかと存じます。
有が田やをご利用頂きまして本当にありがとうございます。
これからもご贔屓にして頂けるとうれしく存じます。

【湯のみ】青霞

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お湯のみ(啓蔵青霞湯のみ)はうれしい大ぶり、グレーのフランネルのようにこれも温かみのある色合いと手触りですね。

形も底のほうが少しぽってりとして、それが何とも掌に心地よいです。
ようやく気に入る湯飲みに出会いました。
(神奈川県 M様)

(店長)おおぶりのお湯のみであったかいお茶を召し上がってください。
掌につつんで、ふーふー言いながら飲むお茶もまた、おいしくてあったかいことでしょう。(^_-) 
本当にありがとうございました。









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