ぐい呑み 艶岩壁 ひび割れの美しさ
艶岩壁 ひび割れの美しさ
カイラギが生み出すひび割れ紋様は、時に、石垣のようであり、時にはじけ散る花のようでもあります。
それぞれに個性的です。
(作品1)
(作品2)
(作品3)
ぐい呑み 「宇宙の蒼」 黒い蒼
ぐい呑み 「宇宙の蒼」
蒼といっても、かなり黒に近いものがあります。ところどころに浮かぶような黒い蒼。
趣があるぐい呑みは、見て楽しむのも楽しいですね。虫食いも美しいです。
ぐい呑み 宇宙の蒼
ぐい呑み 白釉 それぞれの個性
ぐい呑み「白乳濁」「白ゆず肌」の色の違い
ぐい呑み「白乳濁」「白ゆず肌」の色の違いについて、ご質問を頂きましたので、取り急ぎ、作品を撮影いたしました。
前列 右:ぐい呑み「白ゆず肌」
前列 左:ぐい呑み「白乳濁」
中列 右:ぐい呑み「桜乳濁ぐい呑み」よりピンクが強いです。
中列 左:ぐい呑み「土息吹」
後列 右:ぐい呑み「白釉」
後列 右:ぐい呑み「乳濁釉虫喰い」
前列 右:ぐい呑み「白乳濁」
前列 左:ぐい呑み「白ゆず肌」
中列 右:ぐい呑み「土息吹」
中列 左:ぐい呑み「桜乳濁ぐい呑み」よりピンクが強いです。
後列 ぐい呑み「乳濁釉虫喰い」
「白ゆず肌」は「桜乳濁ぐい呑み」より、桜色(ピンク)はうすいですが、うっすらとピンク色です。
「白乳濁」は(作品にもよりますが)薄い土色に近いクリーム色と白色がまざったような発色です。
(ついしん)
こうして比べてみると本当におもしろいですね。
それにしても「桜乳濁ぐい呑み」の貫入の美しいこと!
楕円小皿を並べて
楕円小皿
啓蔵ギャラリーWebショップでご注文された方から「なるべくブルーが薄いものを」とのリクエスト。作品を並べて少しでもご希望に沿うものを選んでいるところです。
赤が強い青、白が強い青、焼き色が出ている薄青…ひとつひとつそれぞれ違います。
楕円小皿
「ぐい呑み」 萩原啓蔵 陶芸作品一覧
「ぐい呑み」 萩原啓蔵 陶芸作品一覧
啓蔵自身が釉薬の研究にも長年打ちこんでいることもあり、そこからうまれた独自の釉薬は、数多い種類だけでなく、個性的な発色、趣きのある景色が作品に広がっています。
来春3月には87歳になるのですが、高齢とは思えないエネルギッシュで勢いのある作品には、本当に驚きすら覚えます。
作品ひとつひとつから、啓蔵イズムをぜひ感じ取ってください。
写真は、啓蔵作品の一部ですが、ぐい呑みの作品をいろいろお楽しみください。画像をクリックすると該当作品の記事が読めます。
【彩(いろどり)と強さと】 ぐい呑み 嵐
ぐい呑み 「泡紋様」
ぐい呑み 「泡紋様」
虫食いの地の上側にかかった、泡のような釉薬。
淡い青色や緑色がまざった紋様を眺めるのはなんて面白いのでしょうか。
(Keyword)guinomi
ぐい呑み 紬紋釉(小) 虫食いや貫入の面白さ
ぐい呑み 紬紋釉(小)
紬紋釉と同じ釉薬ですが、このぐい呑みは小ぶりで縦長の形状です。
虫食いや貫入の面白さを楽しみながら味わいください。
上からかかる灰色がかった白い釉薬に、ほんのりと青い色が混ざるところがとても趣があります。この偶然の発色(景色)が、陶芸作品ならではのおもしろさかもしれません。