ぐい呑み 蒼 6面
ぐい呑み 蒼
紫がかった蒼に淡い水色の乳濁がかかっています。そして時々雲間からのぞくような深い青。
側面からみると6面になっているデザインが斬新。
白乳濁
乳濁の釉薬は落ち着きのあるやわらかさを感じます。貫入は、作品の表情を印象的に表現しているようです。
楕円皿ころんころん・蒼カイラギ
茶色と蒼が混ざったような発色です。
蒼い点描のような発色が、広がる星空のようにもみえます。
「啓蔵虫食い」
虫食いの美しさ。
と釉薬の変化という、骨太感と繊細さいう相反するものがうまく溶け合っているぐい呑みです。
個人的には、釉薬がぽちょんと垂れた跡や、思いがけない穴ぼこなど、そういう「偶然の面白さ」に特に惹かれます。
この作品も、ぽちょんとした釉薬が見えます。釉薬の溜まりにも、うねりがあって面白いです。
ぐい呑み 「宇宙の蒼」
白と黒そして時々見える深く暗い青。
海の底の風景のようでもあり、宇宙の風景が広がるような、いろいろな想像が広がります。
ぐい呑み 土息吹
小ぶりですが、貫入もきれいでやさしさが滲み出ているようなぐい呑みです。
形状が個性的で横からみると下側がふくらんでいるように見えます。この膨らみの部分が掌にほどよく沿って、それもまた愉しめそうです。
抹茶のみどりが映えそうです。
【抹茶茶碗】墨渦釉
【ぐい呑み】青のしぶき
ごつごつした外側の釉薬と内側の貫入が出ているやわらかな景色の対比が面白いです。
青色というより水色に近い釉薬。激しさの中にもやさしさを感じます。
ぐい呑みとしてだけではなく、お料理好きな方には小鉢としても使って頂けるとうれしいです。