【啓蔵の近況】抹茶茶碗の新作(3)
青色のカイラギ抹茶茶碗。
(撮影がむずかしいです。)
*販売は未定です。(販売しない可能性が高いです。)
青色のカイラギ抹茶茶碗。
(撮影がむずかしいです。)
*販売は未定です。(販売しない可能性が高いです。)
抹茶茶碗の内側。
釉薬のかかり具合といい、その景色といい、渋いです。
自然のおりなすものとはいえ、
啓蔵が想像したとおりに釉薬が発色し、紋様を作品として表現できた時
作家として一番の満足感を得られる至福の時だと思います。
*販売は未定です。(販売しない可能性が高いです。)
最近では抹茶茶碗をよく作るようで、いくつか気に入った作品も何点かできあがりました。
失敗をくりかえしながらも、そのなかで会心の作ができると本当にうれしい、とのことです。
(店長より)
「今」啓蔵が気に入っている釉薬が、画像からもみてわかりますね。
独自の釉薬を作って、まずはぐい呑みで試す。
ぐい呑みで、独自の釉薬を使い、思い通りに表現する。
そして、次にに今度は、同じ釉薬を使って抹茶茶碗を作る。
絶え間ない努力が、味のある、啓蔵らしい作品につながっていくような気がします。
*なお、今回新作は販売するかどうかは未定です。
3月1日に、83歳になりました。
気持ちではまだまだ60歳くらいのような気持ちでいます。
これからも意欲的に作陶をしていきたいと思っております。
啓蔵アトリエにて
たくさんの試作。
濁りのない青色はすばらしい。
片隅にひっそりとおかれたものでも、やはりどこか主張がある。 (撮影・文:た)
小さなぐい呑みも、粘土から整形し、乾かして素焼き、そして釉薬をかけ本焼…と
ひとつひとつ手間と時間をかけて作られる。
釉薬の流れひとつにしても、長年研究してきた技がそこに生きている。
作者のぐい呑みにかける思いが込められているのだ。
だからこそ、啓蔵ぐい呑みを、この値段で手に入れていいものだろうかと、
申し訳無く思うことすらある。
そんな気持ちにさせる作品なのだ。 (撮影・文:た)
素焼き 「ぐい呑み」
ここ鹿児島も激しい暑さが続いていますが、おかげさまで私は元気に過ごしています。
近況ですが、現在は、陶芸展にむけてひたむきにがんばる生徒さんたちを指導しながら、私自身は片口鉢を制作しているところです。
片口鉢は、それぞれ釉薬を少しずつ変えてみようと思っています。
どんな発色の違いになるのか、窯から出してみませんとわかりませんが、楽しみです。
陶芸をなさっているみなさんにとっては、「夏」は作陶するのにはとても大変な時期でしょう。
ずっとお休みをしていましたが、陶芸家雑感に「夏の陶芸」について、短いエッセイを載せるつもりです
(ついしん)
啓蔵作品の感想ページ をいつも楽しく読んでいます。陶芸作品の感想を読むととても励みになります。そして作家として作陶の意欲がますますわいてきます。本当にありがとうございます。
感想を寄せてくだったみなさんへこの場をかりて、お礼を申し上げます。
釉薬のつき具合をみているところ
窯から作品を出したところ。大きなつぼは生徒さんの作品。
啓蔵作品は、有が田やで販売をしておりましたが、2009年11月1日より
「 啓蔵ギャラリーWebショップ」
での販売に移行いたしました。
引き続き、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
啓蔵作品の感想ページ
本日、3月1日で、81歳になりました。
白内障の手術後、目の曇りも取れよく見えるようになりました。
新作も少しずつながらできておりますので、少しずつ発表していきたいと思っております。
新年明けましておめでとうございます。
2008年もすばらしい年になることをお祈りいたします。
萩原啓蔵
※今年の年賀状には「啓蔵ぐい呑み 艶岩壁 」の写真を使いました。
ぐい呑みや、壷の本焼きの準備。
釉薬をかけたぐい呑みや壷を窯に入れる。本焼後、どんな作品に仕上がるのかが楽しみです。
ぐい呑みや、壷の素焼き。
窯を出すときは、喜びと発見があります。
今回はどんな釉薬をかけようか、といろいろ考えているところです。
水仙。たくさん咲いたので、何本か花瓶にさして飾ったりしています。
これは勝手に生えてきた水仙。高さ15cmくらいのちいさいものです。