ぐい呑み、酒器、抹茶茶碗、湯のみ、片口鉢、作家 萩原啓蔵 の陶芸作品をご紹介しています。
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「 土色指跡 」 に関する記事一覧


【ぐい呑み】土色、土色指跡 【抹茶茶碗】カイラギ土色 撮影しなおしました。

【ぐい呑み】土色、土色指跡と 【抹茶茶碗】カイラギ土色は、とても似ています。が、よくみると、それぞれ個性があり、カイラギのひびの形状、色、景色などはかなり違います。
今回は、比較しやすいように並べて撮影してみました。

【ぐい呑み】土色、土色指跡 【抹茶茶碗】カイラギ土色

【ぐい呑み】土色、土色指跡 紋跡

ぐい呑み「土色」: 
ひび割れをしたあと、釉薬が凝縮したちいさいかたまりとなってまるびをおびたようなかけらが集まったような形状です。 
色は3つの中では、一番土色(黄土色)が、強く出ています。内側は外側とは違い直線的なひび割れになっていて、その差がおもしろいです。
こちらで販売しています。


ぐい呑み「土色指跡」: 
側面にろくろでまわした指の跡がついています。(指跡があまりはっきり出ていないものもあります。ご希望の方はご注文の際にご指定ください。)
土色よりも、彩度が低いというのでしょうか、色目が淡くほんのりと、光線のかげんではみどりがかかって見えます。
こちらで販売しています。


抹茶茶碗「カイラギ土色」: 
商品販売ページでは、ぐい呑み「土色指跡」と同じ作り、と説明をしていますが、ひび割れの大きさ、ひびの深さが違うので、景色はそれぞれ違います。
カイラギのひびの大きさなどは、簡単に操作できるものではなく、釉薬や焼成温度やその他の条件で変わるものですので、作品ごとの「差」は当然のことと思いつつも、それぞれの「景色」の差に、あらためておもしろさを感じます。
こちらで販売しています。




【ぐい呑み】土色指跡

930  カイラギ土色指跡
啓蔵カイラギぐい呑み 土色指跡



よく見ると、ろくろでまわした指の跡がついています。
指跡については「好み」だと思います。
茶道、華道をされる方で、この「指跡」にこだわる方もたくさんいらっしゃいます。
人の手や指のぬくもりが伝わってくるからでしょうか。


【ぐい呑み】土色指跡

土色指跡 土色指跡
素人ながら偉そうなことを書かせていただきます。

 私が工芸品を購入する時に最も大切にするのは、これだ!という自分の「直感」です。心惹かれない作品は手許に置きたくありません。これは作者の「個性」と自分の感性が同調するかどうかということです。

 

「かいらぎ」を見たとき、最初は何だこれは?と思い、再度画像を見直してモザイクや硝子細工を連想しましたが、やはりこれは百聞は一見にしかず、百見は一触にしかずです。

頒布されることを知り、即座に購入したものです。実際に手にした印象は「草間弥生の絵」でした(この例えが失礼ならばお許しください)。「かいらぎ」は人の心を引き込む、まさに工芸品としてはすばらしい、釉のマジックといえるものです。私にとっては、今すぐ使うより、しばらくは手に取って感触を楽しみながら鑑賞してから、「さあそろそろこれで一杯やってみるか」という気になってから使ってみたい一品です。(東京都 N様)





(店長)ご感想を頂きましてありがとうございました。「百見は一触にしかず」とは本当に「言い得て妙」ですね。実際の感触を味わって頂けて、こちらこそ本当にうれしく思います。







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