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「 抹茶茶碗 」 に関する記事一覧


【抹茶茶碗】茶

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抹茶茶碗(筒) 茶 (販売中)


侘び寂びを感じながら眺める陶芸作品

【抹茶茶碗】作品1

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カイラギとは「梅華皮」とも書き、釉のちぢれのことをこう呼びます。
ホームページでも説明してありますが、収縮しにくい粘土を使い、それで素焼きしたあとに、一番収縮しやすい釉薬を使って1250度で焼き、両者の収縮度の違いを利用してこまかい「ひび割れ」が出たもののことを言います。


【017】カイラギ抹茶茶碗 (陶芸家雑感:萩原啓蔵エッセイより)






【017】カイラギ抹茶茶碗

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カイラギとは「梅華皮」とも書き、釉のちぢれのことをこう呼びます。
ホームページでも説明してありますが、収縮しにくい粘土を使い、それで素焼きしたあとに、一番収縮しやすい釉薬を使って1250度で焼き、両者の収縮度の違いを利用してこまかい「ひび割れ」が出たもののことを言います。


 カイラギに使う釉薬は、当地で産出される珪藻土を主原料にして、単味(一種類の意味)または二種類以上を混ぜ合わせて作り、発色させるのですが、これを確実に再現するために、これまでさまざまな研究をしてきました。
 山頂から海辺までいろいろな場所にある珪藻土を掘り出してシラスと混合して実験してみると、面白いことに、産出する場所の違い、また、土をふるいわける時の「篩(ふるい)」のメッシュ(目の粗さ、細かさ)によっても、大きく発色が変化することを発見しました。

 また、窯の中に置く位置(つまり温度差)によって、釉薬の「縮れ」や「はがれ」に大きく影響する事も、数年来の実験から発見したことです。
山の上から採取した土は窯の上部、海辺の土は下部に置いた方が、結果がよいようです。
 このように少しずつながら、細かい積み重ねによって、序序にわかってくることが多くこれからますます実験の繰り返しが面白くなるような気がします。
 新しい時代、私なりの研究・実験、そして創作・作陶を意欲的に続け『大事に持っていたい器』を生み出していくのが目標です。そしてそこに喜びや生きがいを見つけ「生涯現役」の日々を過ごしたいと思います。

【006】うつわの使い方

よく抹茶茶碗として作られたものでご飯を食べてもいいのでしょうか?というようなご質問を受ける。
多分、うつわの作者の意図と違った使い方をしてかまわないのか?という心配だと思うが、私の考えを言えば、うつわの用途は固定のものではないと思う。
使う人にうつわを大事にする心がありさえすればアイディア次第で、どのように使われても構わない・・と思う。
  
 例えば

  「木の椀」は汁物
  「陶磁器の碗」がお茶
  「金属、ガラスの碗」がお酒

とよく言われているが、これは決まりではない。
夏には、お茶をガラスで飲む場合もあるし、陶磁器でワインを飲む場合もあるだろう。冬には陶磁器で温かい汁ものを頂くのもよいものだ。
かつで児童文学者の椋鳩十(むくはとじゅう)さんと抹茶茶碗のことでお話しをしたことがある。
「自分の気に入った抹茶茶碗で毎日ご飯を食べて殿様気分になって満足している」と話されていた。それを伺って「しっとりとした手触りの抹茶茶碗で豪快にご飯を頂くのは、確かに気持ちがよいかもしれない。同時にうつわを満足して使ってもらえる・・ということは、作り手にとってもうれしいことだ。」と感じた。
 

「抹茶茶碗が特別なものである・・」という考え方は、かつての「焼き物を作る側の論理であり価値観」ではないかと感じる。その方が確かに「高価な値」をつけるのかもしれないが・・。
 
私にとっては、使う側がその「うつわを大切に思うか」が大事なのだ。
物の使い方次第で生活が豊かな気分になれるのなら、それが一番すばらしいことではないか、と思っている。







Copyright © 2017 keizogallery (陶芸家 萩原啓蔵)


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