【ぐい呑み】宇宙
今年は野口さんのスペースシャトルで宇宙へ行きましたが、啓蔵が「宇宙」をイメージした作品とのことです。
確かにハッブル宇宙望遠鏡でとらえた宇宙みたいです。
濃い藍と青のずっしりとした釉薬。それが織り成す紋様。
そして、虫喰い(釉薬の穴ぼこ)も美しいものです。
今年は野口さんのスペースシャトルで宇宙へ行きましたが、啓蔵が「宇宙」をイメージした作品とのことです。
確かにハッブル宇宙望遠鏡でとらえた宇宙みたいです。
濃い藍と青のずっしりとした釉薬。それが織り成す紋様。
そして、虫喰い(釉薬の穴ぼこ)も美しいものです。
バレンタインデー用に2個購入しました。
バレンタインデーという名目で同じぐい飲みを揃えたというのが正直なところですが。(笑)
渋いですね。とても気に入りました。
(兵庫県 K様)
(店長)バレンタインデーにカイラギ!なんて辛党な趣味なんでしょう!
でもそれはそれで素敵ですね。啓蔵作品を喜んで頂けて本当にうれしいです。
今後共どうぞよろしくお願いいたします。
まるで南海の岩と海、というようなイメージのぐい呑み
■土華
数年前にインターネットで偶然に『土華』を見つけ、以後啓蔵さんの世界に引き込まれました。
この度、念願の『土華』を手にすることが出来ました。
『土華』を実際に手にすると、その“力強さ”“迫力”“存在感”に圧倒させられます。
釉薬が融合した発色、土が流れたような模様、滴るような形、どれをとってもすばらしく、まさに釉薬が作り出した“芸術”
だと思います。
見る全ての角度において、いろいろな景色が感じられ、作品のほうからも何かを語ってくる様にも思います。
本当にすばらしく、持つことに喜びを感じる酒器(作品)の一つとなりました。
早々、冷酒を注ぎ一杯やりました。
片口酒器の利用は初めてですが、思っていたよりも器が軽く、手にしっくり馴染み、大変気に入っております。
大切に使わせていただきたいと思います。
啓蔵さん、有が田やさん本当にありがとうございます。
また、すばらしい作品を楽しみにしております。
(東京都 Y様)
(店長)土華のご感想をありがとうございました。(土華は、贈答用としてご注文頂くことが多いためなかなかご感想を頂く機会がございませんでした。)
土華は、かなり個性的な作品です。しかも、啓蔵がかなり気合を込めて作ったものですので、もう同じものが出ないかもしれません。それだけに、良さをわかって頂ける方に大切に使って頂けるのは本当にうれしく光栄なことだと感謝しております。
それから、重さについてはこちらにも書いてありますが、啓蔵なりのこだわりがあるのだと思います。
本当にありがとうございました。
酒器・蒼雫は思った以上に深く落ち着いた蒼で、 手にとるとなぜかほっとします。
月並みな表現しかできませんが、 青い海に砕け散る白い波の泡を思い起こさせます。
今までのカイラギのも日々愛用していますが、 また趣が違っていいですね~♪
泡盛は次の日に残らないし、口当たりもいいので、 本当に飲みすぎてしまいます。^^;
数ヶ月前まで息子(1歳4ヶ月)の授乳があり、 妊娠中から卒乳まではアルコールを一滴も飲まなかった反動でしょうか。(笑)
すっかりお酒に弱くなってしまいましたが、 子供が寝た後にダンナと一杯、というのが楽しみな今日この頃です。
(神奈川県 M様)>
(店長)泡盛をあの酒器で!すばらしいですねー。(と言っても私はあまりお酒が強くありませんので泡盛のような強いお酒は頂いたことがありません)^_^;
でも、おいしくそして味わって(お酒も器も)頂けたら本当にうれしいです。
M様のご夫婦での晩酌の風景が目に浮かんで私までほのぼの…としてしまいました。(^^)
本当にありがとうございました。
手にとるとしっとりとなじむ感じもします。
釉薬をかけた時も自然の流れにまかせたような豪快さとかんにゅうの繊細さが合わさったような湯のみです。
巌
『次号の「パソコン主婦の友」本誌でネットショッピング特集を予定しています。
その中で、ギフト好適品としまして、この陶器をご紹介させていただけないかと思っております。
「普段使い」「個性的な」「モダンな」和陶器、というコンセプトに大変心そそられました。
また、無料ラッピングサービスを実施していらっしゃること、それもとてもセンスがよく、このような形で贈られたら先様に絶対喜ばれること間違いなし、と思います。
ぜひともご紹介をさせていただけないでしょうか。
紹介させていただく器としましては、
巌
こちらに注目しております。
#それにしても、この方の器はほんとうに存在感がありますね。
(2004/03/13)』
上記雑誌に掲載されました。
啓蔵の酒器揃・蒼雫
蒼い緑色の肌に淡雪のような乳濁色の釉薬がひろがります。そしてそれは雫のようにも見えます。
また器によっては蒼というよりも碧がまざったような発色のものもあります。
不思議なものです。同じ釉薬で同じ炎にあたりながらも、それぞれ個性的な発色を見せています。そしてとても趣き深い肌をしています。
辛口の日本酒がひっと本当においしく頂けるのではないでしょうか。
日本酒もそして器も愛でながら。
黒地に白い波しぶきのような豪快なカイラギ。重厚な尺皿です。
料理をのせる皿というよりもできれば「飾り皿」としてお使い頂けたらと思います。
景色の良い大皿を作ってみたい、という思いがありました。 力強い作品にしあがったと思います。
※景色とは:器をみたときの印象。現れた窯変(ようへん)や釉薬(ゆうやく)によって描かれる全体像。
・ 啓蔵が「陶芸家雑感」でこの作品に使われている「ユズ黒釉」ついて記しています。
側面にぼこっぼこっと穴があいているように見えるところがあるでしょう。これを「虫くい」と言います。
釉薬が共に剥がれて下の胎土があらわになった、まるで虫に食われたような痕です。
これはなかなか出ない、けれども昔から陶器が好きな方にはこよなく愛されてきたものです。
古(いにしえ)の茶人、そして陶器がお好きな方は器の見た目のことを「景色」と呼びます。
単なる「紋様」としてではなく、そこに「芸術」として「風景がひろがるような」イメージをとても大事にしていたからでしょう。
この、土華も、器としての「景色」もすばらしく、味があります。
そして「のぎめ(粘性のある釉薬の流れたあと)」も趣き深いです。
のぎめの下にもきちんと柚子肌があります。
手間をかけて、何層にもいろいろな釉薬がかけられていることがわかると思います。