星雲 深淵な蒼
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ぐい呑み「星雲」
落ち着いた雰囲気のぐい呑み。同じ釉薬でもひとつひとつ表情が違います。
青みがかった黒地の釉薬はまるで、星屑がちらばっているかのよう。
その上から、勢いのある白いろの釉薬がかけられています。
うっすらと光沢もあり、掌で包み込んだ時に、温かみを感じます。
ぐい呑み「星雲」
派手さはないけれど、じっくりと味わいたいおだやかな印象のぐい呑み。
「深みのある押さえた蒼」のグラデーションと、
その上からかかる「彩度の低い白」の釉薬の組み合わせが、とても趣深いです。
星雲
この作品をここ1月ほど毎日使用していますが、飽きることのない作品ですね。
ぱっと見た感じ(画像)だと黒系に白濁の釉薬に見えますが、実際は黒から蒼へのグラデーションに薄めに掛けられた白濁釉が綺麗な作品です。
そのうえ虫食いが多数有り、白や茶色(金色?)等いろいろな景色がとても素敵です。
白濁釉の虫食いは焼酎等の透明なものを入れた時に気泡ができて照明下ではキラキラ輝いて見えます。特に私が気に入っている点は黒と蒼のグラデーションで、この作品は銘のとおり「星雲」のイメージにピッタリです。
私が譲っていただいた作品は、見込みの部分に鮮やかな蒼が入っており、飲み干した盃の底を見るのが楽しみで、ついつい呑み過ぎてしまいます。
是非多くの方に手にとっていただきたい、お勧めの一品です。
以上です。そろそろ鬱陶しい梅雨に入るようですが、啓蔵先生はじめ皆様お体に気をつけてお過ごし下さい。
それでは、次の作品を楽しみにしております。
(大分県 N様)
(店長)
N様いつもお心のこもったご感想をありがとうございます。
N様の書かれた『黒と蒼のグラデーションで、この作品は銘のとおり「星雲」のイメージにピッタリです。』というご感想を頂き大変うれしいです。
ご感想を頂いた6月13日は、「はやぶさ」がちょうど地球に帰還した日でした。
実は、2003年5月の打ち上げの2ヵ月後、啓蔵とともに「はやぶさ」が発射された内之浦ロケット基地へ出かけました。それだけに思い入れがあり、不屈の精神で長い宇宙の旅を終えてもどってきた「はやぶさ」に万感の思いがあります。
宇宙への思いというのは、誰しもがもつロマンのようなものかもしれません。
(啓蔵作品にも「宇宙」そしてこの「星雲」と関連する名のついた作品があります。)
それにしても、
『 私が譲っていただいた作品は、見込みの部分に鮮やかな蒼が入っており、飲み干した盃の底を見るのが楽しみで、ついつい呑み過ぎてしまいます。』
には少しくすっとしてしまいました。
どうぞ呑み過ぎにはご注意ください。でもほんの少しの呑み過ぎでしたら楽しくてよいですよね。
本当にありがとうございました。
星雲 (販売中)
(画像:左) 星雲、漆黒
※実際は、それぞれのぐい呑みは、白い紙で保護をした上で梱包いたしました。
また海外宛でしたので、その上から厳重に梱包いたしました。
『漆黒と星雲に非常に惹かれました。美しいです。
6月27日付で定年退職するお世話になったカナダ本社の方へ、日本を思い出してもらえるようなものを贈りたいと思い、探していました。』(東京都 N様)
ということでご注文を頂きました。
★星雲 販売中
ラッピングは有料のラッピングでのご注文でしたので、鶴のラッピング、水引をおつけいたしました。
『ご連絡を頂き有難うございます。
写真を見て感動致しました。
こんなに美しく包装して頂き、有難うございます。
(中略)
…当人も日本へ出張に来た際にはそのような製紙工場を訪問したことがあります。
ですから、和紙で折った折りヅルや何重にもかけた華やかな水引は大変良い日本の思い出になると思います。
色々とご丁寧にお心遣い頂き、有難うございます。
贈り物の主役であるぐい呑みは、当人に気に入ってもらえる自信がありますが、受領後に返事が参りましたら、またご報告させて頂きます。
この度は本当にありがとうございました。私はお酒が全く駄目なので、今度は自分の使う土の器を購入させて頂きますね。美しい器が多くて本当に迷います。』
その後、先方様も大変気に入り喜んでくださった旨のご連絡も頂戴いたしました。
喜んで頂けて大変光栄です。このたびは本当にありがとうございました。
啓蔵ぐい呑み 星雲
こぶりのぐい呑みですが、まるではるか遠くの宇宙の星雲を思わせるような発色をしています。
黒地とほんの少しの控えめな青み、そして白濁の釉薬の取り合わせが、優しい穏やかな感じがするのが不思議です。