ぐい呑み、酒器、抹茶茶碗、湯のみ、片口鉢、作家 萩原啓蔵 の陶芸作品をご紹介しています。
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「 ぐい呑み 」 に関する記事一覧


【ぐい呑み】小雪釉













啓蔵ぐい呑み 小雪釉



以前にお取り扱いをしていました「雪釉」(現在は販売終了しています。)と同じ釉薬です。ただ、形が小ぶりで、形もふっくらとしています。雪釉と比べるとおとなしい感じがします。


落ち着いたぐい呑みが好みの方にお勧めします。

黒い少し光沢のある焼きしめの肌の上に、淡い白い釉薬がかかっています。

流れるようにかかった釉薬の跡は、それぞれに違った模様を生み出してひとつひとつ個性的なぐい呑みになっています。


雪釉にしても、この小雪釉にしても、すばらしいのは、外側の釉薬の流れ(紋様)だけでなく、内側にも流し込まれている釉薬のすばらしさです。

【ぐい呑み】 蒼雫

【ぐい呑み】 蒼雫




啓蔵ぐい呑み 蒼雫


以前にお取り扱いをしていた酒器揃「蒼雫」と同じシリーズの釉薬で、ぐい呑みのみの販売となります。
碧がかった淡雪のような乳濁色の釉薬がひろがります。そしてそれは雫のようにも見えます。



【ぐい呑み】白釉





啓蔵ぐい呑み「白釉」




たっぷりとかかった白い釉薬。柔らかな優しい感じでいながら、ところどころに泡のようおにあいた穴に、なにかの息吹のような力を感じます。




【ぐい呑み】淡青泡

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啓蔵ぐい呑み「淡青泡」


黒いカイラギに、淡く明るい青が、泡のように流れている、というのでしょうか。もしくは雲が立ち込めている、という表現がいいのでしょうか。
く幻想的な作品です。同時に、力強さを感じます。


*販売終了となりました。

【ぐい呑み】蒼カイラギ


【ぐい呑み】蒼カイラギ



啓蔵ぐい呑み「蒼カイラギ」


黒い岩に、ほんの少し光沢がかかった蒼のカイラギ、という個性的なぐい呑みです。蒼と黒のコントラストがとてもシックにみえます。

【ぐい呑み】 艶岩壁

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啓蔵ぐい呑み 艶岩壁





趣のあるひびは、艶のある光沢の肌です。
そしてその上から白濁の釉薬が、流れるようにまるで思い思いに流れる川のような跡になっています。


艶岩壁

落ち着きがありながら秘めたる情熱というかエネルギーを感じる作品。

カイラギの釉薬のかかりが、まるで龍の絵にも見えます。
趣のあるひびは、艶のある光沢の肌です。そしてその上から白濁の釉薬が、流れるようにまるで思い思いに流れる川のような跡になっています。

こちらで販売しています。 | 艶岩壁の記事をまとめて読む

【ぐい呑み】 茶雪釉

【ぐい呑み】 茶雪釉

啓蔵ぐい呑み 茶雪釉





上からかかっている雪のような白濁の釉薬のもったり感がなんとも言えません。

あたたかくて、そして重厚で。とても素敵です。

【ぐい呑み】 山霞

啓蔵ぐい呑み 山霞

啓蔵ぐい呑み 山霞



啓蔵ぐい呑み 山霞




山の向こうに霧がかかったようなそんな「景色」のぐい呑みです。
地味ですが、落ち着いていて存在感があります。

【ぐい呑み】夢雫

啓蔵ぐい呑み 夢雫


啓蔵ぐい呑み 夢雫



啓蔵ぐい呑み 夢雫





啓蔵作品の青は独特のきらめきがあります。

この作品は、個性的でありながら、淡い夢の雫(しずく)のような味わいがあります。女性の方にも好まれる色合いだと思います。

【ぐい呑み】青冠

【ぐい呑み】青冠

【ぐい呑み】青冠



啓蔵ぐい呑み 青冠





青のカイラギ。

形状は不思議なデザインで、まるで牛乳の王冠のようです。

【ぐい呑み】土水跡




啓蔵カイラギぐい呑み 土水跡


茶色の地に、すこし光沢のあるカイラギ。
単なる茶色ではなくて、見る方向によっては黒っぽく見えたり、明るく見えたりします。

【ぐい呑み】雪釉

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啓蔵ぐい呑み 雪釉
「12月の風景」で紹介した作品が焼きあがりました。



*「啓蔵ぐい呑み 雪釉 」は、販売終了いたしましたが、この作品と似たテイストの 
「小雪釉」は販売中 です。





【ぐい呑み】水青流

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啓蔵ぐい呑み 水青流
「12月の風景」で紹介した作品が焼きあがりました。

【ぐい呑み】青網

【ぐい呑み】青網 




啓蔵ぐい呑み 青網 「12月の風景」で紹介した作品が焼きあがりました。

【ぐい呑み】青波紋

【片口鉢 】黒


啓蔵ぐい呑み 青波紋

「12月の風景」で紹介した作品が焼きあがりました。


【ぐい呑み】水青玉

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啓蔵ぐい呑み湯のみ 水青玉

「12月の風景」で紹介した作品が焼きあがりました。

【ぐい呑み】 雪

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啓蔵ぐい呑み 雪

【ぐい呑み】青のしぶき



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啓蔵ぐい呑み 青のしぶき




【050】「釉薬を重ねてかけるむずかしさ」

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たっぷりと幾重にも釉薬をかけ、重なった色合いの発色が出た作品は、深みと変化を味わえると思います。

『啓蔵虫喰いぐい呑み 宇宙』
は、特に、釉薬を重ねた中でも、技術的に難易度が高いものでしたが思いどおりに発色した作品です。(注1)
 この「釉薬を重ねてかける」というのは、大変手間がかかります。



雪釉

1度目の釉薬をかけ、それを完璧に乾かしてから2度目に違う種類の釉薬をかけます。そして、それもまた完璧に乾かして、やっと3度目の釉薬となります。
なによりも「完璧に乾かした上で」次の釉薬をかけませんと、窯で焼成後取り出してみると、どろどろになって水ぶくれができたり、はがれたり(欠落したり)してしまうのです。
同時に、性質の違った釉薬をたっぷりと、しかも厚く重ねるというのは、大変むずかしい作業でもあります。





虫喰い


けれども、たっぷりと釉薬をかけるからこそ「虫喰い(注2)」ができ、複数の種類の釉薬を重ねてかけてあるからこそ「深い発色」が出るのです。

私自身、これまで何度も失敗を繰り返しながらも、「私なりの美」を求めて試行錯誤をしてきました。
それだけに納得のできる作品ができると、本当に達成感があります。
そして、実際に作品を手にとっての(お買い上げ頂いたお客様から)感想を読むと、作家として本当にうれしく、感謝の気持ちでいっぱいになります。

 私のこの雑感をご覧になっているのは、(作品を)買って頂いた方だけではなく、陶芸に興味のある方、陶芸を勉強されている方も多いことでしょう。
もしも、そのような方々の参考になるのであれば、と思い、実際に失敗した作品(釉薬が欠落したものなど)をお分けします。

どんな感じになるのかなっているのかを実際に観察するだけでも、今後の陶芸や陶芸作品鑑賞に、なにかしらヒントになれば幸いです。



(注1)この作品は現在、販売終了。
(注2)ぼこっぼこっとあいた穴のこと


【ぐい呑み】点かいらぎ

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啓蔵ぐい呑み 点かいらぎ







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