啓蔵のぐい呑みで マッコリをいただく
本日は、(個人的所有の)啓蔵作ぐい呑みで、おいしいマッコリを頂きました。
マッコリには、淡いブルー系のぐい呑みが似合うでしょうか。
向かって
左:紬紋釉
中央:碧淡青
右:同じ釉薬のぐい呑みは販売しておりません。
本日は、(個人的所有の)啓蔵作ぐい呑みで、おいしいマッコリを頂きました。
マッコリには、淡いブルー系のぐい呑みが似合うでしょうか。
向かって
左:紬紋釉
中央:碧淡青
右:同じ釉薬のぐい呑みは販売しておりません。
ぐい呑み 紬紋釉
同じ釉薬でも作品によって表情が違う、ということはいつも感じることですが、このぐい呑みは
「語るような」「ものいいたげな」表情に感じます。ねえ、素敵でしょう?
不思議なものですが、うまれた作品の中から、個性(のようなもの)を感じながら、やはり「世界にひとつしかない陶芸作品」ということの素晴らしさをしみじみ思います。
本日は、(個人的所有の)啓蔵作ぐい呑みで、おいしい日本酒を頂きました。それぞれ好きなぐい呑みで。
ぐい呑みを愛でながら、おいしい日本酒を頂くのはとても幸せな気持ちになりますね!
向かって
左:非売品
中央:雪雲
右:紬紋釉
ぐい呑み 紬紋釉
個人的な好みですが、今回の画像(正面中央)のように
「ぽちょんと釉薬がかかっている」
ものが、実は、特に好みです。
「たまたま」だと思うのですが、作品の中で、この「ぽちょんとした釉薬」のものを特に愛おしく思ってしまうのはなぜでしょうか。
でも不思議な魅力があるのですよね。
以前、まったく違う作品(その作品は販売終了となりましたが)ですが、ある購入をご希望される方が、
「画像写真で、底の方に、ぽつんと白い釉薬が少しかかっているもの」
をと、わざわざご指定されたことがあります。
その時、同じ好みの方がいらっしゃる、と少し驚いたのですが、もしかすると、意外と多いのかもしれません。
なにか心を掴まれてしまう魅力。
本日撮影した作品は、紬紋釉の中でも、灰色がかかった白い釉薬部分の掛かりが多いものです。
カイラギの部分、そして白い釉薬の取り合わせは、まるで岩山の残雪の風景のよう。
「紬紋釉」には、いろいろな景色(釉薬の掛かり方によって見た目が違います。)があります。
必ずご希望に沿えるとはお約束できかねますが、ご注文される際には、写真(上から何番目等)をご指定頂ければ幸いです。
余談ですが、本日、「紬紋釉」の作品をいろいろと撮影している時に、ちょうどラジオからラフマニノフの交響曲が流れていました。
ラフマニノフの重厚でエネルギーに満ち溢れた交響曲と「紬紋釉」のイメージが、なんと似合うこと!びっくりしました。
ぐい呑みを手にしながら、音楽に浸り、作品に浸り…撮影する者だけが許される至福の時間かもしれません。
そういう気持ちを含めて、作品の素晴らしさをお伝えしていけたら…と感じました。
それにしても、ぐい呑み作品は奥が深いです。
同じ釉薬の作品でもひとつひとつ景色が違います。何度撮影しても、まだまだ撮影し切れていなような気になります。
これからも少しずつでもご紹介していきたいと思っています。
コントラストが美しく、水墨画の様でもあり まるで自然の中から生まれたてのような感じがして…生きてるようです。感動です!(K様)
ぐい呑み 紬紋釉
非常に気に入りました。
落ち着きのある、ほっとする味わいがいいです。
これからの季節、ちょっと熱めの燗をした日本酒が合いますよね。
無粋な手が写っていますが、うれしがって一杯呑んでおります。
どうもありがとうございました。
(埼玉県 M様)
(店長)
M様、ご感想と画像を本当にありがとうございました。
紬紋釉は、落ち着いた味わいがあるぐい呑みだと思います。
特に、男性の方がお使いになると、とてもお似合いではないでしょうか。
それにしても、日本酒を愉しんでいらっしゃるのが伝わってくるようなお写真!
本当にこちらこそありがとうございます。
ぐい呑みの風景 「紬紋釉」 番外編
このぐい呑みを初めてご紹介したとき、
『中には豪快すぎて内側の底の焼き締めがみえてしまっているものもあります』
と書いたことがあります。
今回ご紹介するぐい呑みがまさしくそれで、
釉薬がはがれて地肌が見えてしまっているのですが、レアなものがお好きな方にお勧めしたく、
おもしろいぐい呑みとしてご紹介します。
同じように釉薬がかけられたのに、偶然がかさなって「個性を主張している」ような作品。
時々、このようなちょっと変わった作品をみつけると、わくわくしてしまうのが不思議です。
面白いですね…(*^^*) お酒をついだ時に、映る景色、湖面が楽しみになるような…。素敵! (H様)
紬紋釉
お世話になった恩師の退官記念に注文しましたが、丁寧で迅速な対応をしていただきまして感謝いたします。
(厳しい先生で好みもうるさい方だったので、いろいろと探しまわりましたが、なかなかいいものに出会えず、たまたま出会ったこの作品をみて、これだ!と思いました。
先生も大変喜んでくださり、一同ほっとしているところです。
本当にありがとうございました。)
(東京都 S様)
(店長)
ご先方様に、ぐい呑みを喜んで頂けて本当に光栄で、うれしいです。
(皆様のお気持ちも伝わったからこそ、と思います。)
ご縁がありましたことに、心から感謝申し上げます。
今夜は休肝日なので、少し目の毒です(笑)でも、とても美味しそう(^_^.) (K様)
いやあ、素敵です(S様)
ぐい呑み「紬紋釉」と「艶カイラギ」を比較してみました。
どちらもカイラギの渋い作品ですが、それぞれの個性が光っています。
もうこれは「好み」としかいいようがありません。
いろいろな作品をうみだす啓蔵のパワーに驚くばかりです。
どちらも、渋いです。そしてユニークなぐい呑みです。
けれども、ただ単に渋いだけではなくて、どこか、強い意志をもった凛とした端正さが光る作品です。
紬紋釉
渋いですが、温かみや優しさのようなものを感じます。地はうっすらと緑が混ざった茶色です。落ち着いて渋い作品です。
口作りの(ぐい呑みのふち)部分に、もったりとした釉薬がかかっているところが魅力ですよね。
虫食いやカイラギのでかたが、ひとつひとつどれも違います。
上からかかる灰色がかった釉薬にも、虫食いが多く出ているものもあれば、カイラギのような細かいひび割れがあるのもあります。
着物のことはよくわかりませんが、たぶん、大島紬が似合うような渋い方、のようなイメージです。
渋いですが、温かみや優しさのようなものを感じます。地はうっすらと緑が混ざった茶色です。
口作りの(ぐい呑みのふち)部分に、もったりとした釉薬がかかっているところが魅力ですよね。
上からかけた乳濁の釉薬は豪快です。
中には豪快すぎて内側の底の焼き締めがみえてしまっているものもあります。(画像の作品ではありません。)一見不具合のようにみえますが、こういうレアなものもお好きな方がいらっしゃるかもしれません。
番外編として時間があれば撮影してご紹介いたしますので、そちらもお楽しみになさってくださいね。
まだ商品画像の撮影や準備などはこれからですが、ひとあし先に、新作のスナップ写真で雰囲気だけでもお伝えしています。