ぐい呑み、酒器、抹茶茶碗、湯のみ、片口鉢、作家 萩原啓蔵 の陶芸作品をご紹介しています。
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「 啓蔵虫食い 」 に関する記事一覧


【啓蔵の近況】2014年2月 啓蔵お気に入りの作品 ぐい呑み「啓蔵虫喰い」

啓蔵虫食い 3月1日に、陶芸家 萩原啓蔵は87歳になりました。
少々耳が遠くなり、足が痛いことも多いようですが、作陶への意欲はまだまだ尽きないようです。


今回もお気に入りのぐい呑みについて語ってくれました。




『地の黒い釉薬にも、上からかかる乳濁の釉薬にも虫食いが出ているところが、なによりも違うと即答されました。
これがどんなにむずかしいことか、これが出たときどんなにうれしかったことか…
と語りながら、愛おしそうに、この作品をじっとみつめる啓蔵を見て、本当に思い通りの作品が出きたうれしさが伝わってきました。』


今回も、啓蔵は何度も、本当に何年も苦労を重ねてやっとできた作品、と言っていました。

一見シンプルにもみえる作品ですが、実は、何層にもかけた釉薬が融合して美しさを醸し出しています。


作品をみつめる陶芸家の眼差しは、作品への愛情が溢れているような気がしました。




ぐい呑み 「啓蔵虫食い」  手に取って眺める幸せ

ぐい呑み
ぐい呑み 「啓蔵虫食い」



啓蔵が「これだ!」と思わずうなったというこのぐい呑みは、本当にそれぞれが「なにかを持っている」ような魅力的な個性を放っています。

他の作品もいろいろと撮影をしているところですが、ついついこの「啓蔵虫食い」 をあらためて撮影したくなるのは、やはり惹きつけられるものがあるからでしょうか。

手に取って眺める幸せ、そんな言葉がぴったりのぐい呑みです。
黒と白、虫食い、ほんのわずかにまざる青、眺めているとそのかすかな色(表情)の変化が面白くてたまりません。


【お客様のご感想】ぐい呑み 「啓蔵虫食い」

ぐい呑み 「啓蔵虫食い」  ぐい呑み 「啓蔵虫食い」



先日「虫食い」を注文しました者です。大変満足し、他の酒器と較べながら、あるいは眺め、あるいは酒を汲みながら楽しんでおります。酒も旨く覚えるのは根が単純なせいでしょう。

(京都府 Y様)


(店長)
Y様大変光栄です。本当にありがとうございました。
これからもご愛用頂けるとうれしいです。
啓蔵も大変喜んでおりました。

ところでY様から、続けて
『ところでご相談があるのですが、これに合う徳利がない。所持しているそれは信楽、丹波、備前などもうお察しのように無骨だが、土の地味を押し出した温か味のあるものです。
この「虫食い」に似つかわしい徳利があればご紹介頂けませんでしょうか。白磁や楽、萩、志野など探しましたが、「うむ!」と思えるものには未だ出会わずじまいです。 よろしくお願い致します。』
というご質問がありました。

『残念ながら啓蔵は徳利は作っておりません。
機会があれば「虫食い」と同じ釉薬で作ることもあるかもしれませんが、高齢のため、作陶もなかなか大変そうですので実現は、むずかしいかもしれません。』
とお返事をさせて頂きました。

酒器の情報などがありましたらWebなどでもご報告したいと思っております。

【053】新しいぐい呑みへの挑戦

 現在、新しいぐい呑みに取り組んでおります。
たっぷりもったりとした釉薬がかかったぐい呑みは温かい感じを受けますしそれが自分らしい作品だと思っています。

どこにもない、啓蔵らしい独創的な作品を作る、それが私の目標でもあります。
ですが、これまでにも何度か書いているように、長い経験をしても、なかなか思うような色が出ません。いや、うまくいくほうが少ないかもしれません。

今、新しいぐい呑みとして挑戦しているのは「碧がかかった黒色の地に、乳濁などの3種類の釉薬を重ねがけをする」作品です。
例えば三種類の釉薬を重ねがけをして発色を得るためには、単に三種類の釉薬を使うだけではうまくいきません。下地の釉薬に直接目的の釉薬をかけると、釉薬同士が混ざり合ってしまい、きれいな発色を得ることが出来なくなるからです。
ですので下地の釉薬と発色させる釉薬の間にそれぞれ別の釉薬をかけていきます。

しかしながら、それぞれ釉薬同士の相性がある上に、釉薬の中にはカイラギを消してしまうものもあるためになかなか簡単にはいきません。
それでも黒と白のはっきりとしたコントラストに加えて、微妙な色を表現してみたい、と思っています。

いつになるかわかりませんが、会心の作をお届けすることができたらと思います。


*2012/07 追記
啓蔵の会心のぐい呑み



啓蔵虫食い ぐいのみ
啓蔵の新作 ぐい呑み 「啓蔵虫食い」










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