ぐい呑み を愉しむ 水色の釉薬
【ぐい呑み】青のしぶき
ごつごつした外側の釉薬と内側の貫入が出ているやわらかな景色の対比が面白いです。
青色というより水色に近い釉薬。激しさの中にもやさしさを感じます。
ぐい呑みとしてだけではなく、お料理好きな方には小鉢としても使って頂けるとうれしいです。
青のしぶき
このぐい呑みは、外側と内側の風景が、激しさと静かさをあわせもっているような作品です。釉薬で表現している、青いしぶきの勢いがすばらしいです。
鹿児島の陶芸家・萩原啓蔵の陶芸ギャラリー [ TOP | sitemap ]
個性的な陶芸作品(ぐいのみ、酒器、抹茶茶碗、湯のみ、片口鉢、器)をご紹介しています。
オンラインショップ | Facebookページ | Keizo Google+ページ
【ぐい呑み】青のしぶき
ごつごつした外側の釉薬と内側の貫入が出ているやわらかな景色の対比が面白いです。
青色というより水色に近い釉薬。激しさの中にもやさしさを感じます。
ぐい呑みとしてだけではなく、お料理好きな方には小鉢としても使って頂けるとうれしいです。
ぐい呑み 「青波」
作品を紹介するとき、やはりそこには作品への愛のようなものがあると思います。眺めていて実に面白い作品は、ついつい熱く語りたくなってしまいそうです。この青波は、白い釉薬の変化が、まるで彗星の箒しっぽのような面白味と、勢いが感じられます。
この白い釉薬をどんなふうにかけたら、濃淡やよどみ、そしてこんな勢いが出るのか。
不思議な魅力のぐい呑みです。
ぐい呑み 蒼雫
色彩の彩度は鮮やかというより、どちらかというと、逆に墨絵に蒼や碧が塗られた、というのでしょうか落ち着いた色合いです。
とはいえ、そこは啓蔵の作品。眺めていると、いろいろな発見があります。
穴ぼこの躍動感、釉薬の溜まりの面白さ。
上からかかる白い釉薬は、ほんのりと淡く、そこからうすい碧へのグラデーションがまた美しい作品です。
新年明けましておめでとうございます。
2014年も啓蔵陶芸ギャラリーをどうぞよろしくお願いいたします。
皆様にとりまして、良い一年になりますようお祈りいたします。
写真は大晦日に、小雪釉(萩原啓蔵作 個人所有)でお酒を頂いたときのものです。
白と黒の釉薬でキリリとしたこのぐい呑みは、とても味わい深いです。
虫食いも面白味があります。
(あまり呑めませんが、めずらしくほろ酔いでした。)
「ぐい呑み」 萩原啓蔵 陶芸作品一覧
啓蔵自身が釉薬の研究にも長年打ちこんでいることもあり、そこからうまれた独自の釉薬は、数多い種類だけでなく、個性的な発色、趣きのある景色が作品に広がっています。
来春3月には87歳になるのですが、高齢とは思えないエネルギッシュで勢いのある作品には、本当に驚きすら覚えます。
作品ひとつひとつから、啓蔵イズムをぜひ感じ取ってください。
写真は、啓蔵作品の一部ですが、ぐい呑みの作品をいろいろお楽しみください。画像をクリックすると該当作品の記事が読めます。
ぐい呑み 「啓蔵虫食い」
啓蔵が「これだ!」と思わずうなったというこのぐい呑みは、本当にそれぞれが「なにかを持っている」ような魅力的な個性を放っています。
他の作品もいろいろと撮影をしているところですが、ついついこの「啓蔵虫食い」 をあらためて撮影したくなるのは、やはり惹きつけられるものがあるからでしょうか。
手に取って眺める幸せ、そんな言葉がぴったりのぐい呑みです。
黒と白、虫食い、ほんのわずかにまざる青、眺めているとそのかすかな色(表情)の変化が面白くてたまりません。
蒼乳濁カイラギ
ぐい呑み「蒼乳濁カイラギ」を撮影しなおしました。
このこぶりのぐい呑みは、釉薬の縮れは、躍動感のあって面白味があります。
比べてみると、同じ釉薬でも、作品ごとに個性がることがよくわかります。
黒白
きりりとした力強い側面と、柔らかなやさしい側面を併せもっているような作品。
激しくて、でもクリアな澄み切った音。そして、静かで、それなのにどこまでも美しいピアニシモの音。
まるでピアノを聴いているかのような気持ちになります。
(実はこの記事もあるピアニストの曲を聴きながら書いているところです。)
作品「黒白」 を見比べてみるのも面白いです。
ぐい呑み 「青波」
これまでも、「青波」作品をいろいろ撮影してきましたが、それぞれに個性があります。
青の発色、虫食い、釉薬の掛かり具合、と、どれをとっても趣があります。もうこれは「好み」と、そして作品との「出逢い」なのかもしれません。
作品「青波」を見比べてみるのも面白いです。
ぐい呑み 「白ゆず肌」
撮影しなおしました。
おおぶりのぐい呑みです。(小ぶりの湯飲み、小鉢としてもお使い頂けます。)
優しいうつわですね。
ぐい呑み 紬紋釉
同じ釉薬でも作品によって表情が違う、ということはいつも感じることですが、このぐい呑みは
「語るような」「ものいいたげな」表情に感じます。ねえ、素敵でしょう?
不思議なものですが、うまれた作品の中から、個性(のようなもの)を感じながら、やはり「世界にひとつしかない陶芸作品」ということの素晴らしさをしみじみ思います。
ぐい呑み 「宇宙の蒼」
個性のある作品の、いろいろな景色をご紹介していきたいと思います。
今回ご紹介するのは、ぐい呑み 「宇宙の蒼」でも釉薬がもったりと流れるような景色になっている作品。
もったりとした質感たっぷりのものも美しいですね。
ぐい呑み 「宇宙の蒼」
個性のある作品の、いろいろな景色をご紹介していきたいと思います。
今回ご紹介するのは、ぐい呑み 「宇宙の蒼」でも青色が多くでているもの。
黒と青と白の釉薬の激しいぶつかり合いのような勢いが感じられます。
ぐい呑み 「青波」
ぐい呑み 「青波」を撮影しなおしました。
いつも書いていることですが、同じ釉薬を使った作品でも、ひとつひとつの作品ごとに発色も雰囲気も違います。
この作品は、青波の中でも、静と動がはっきりしている作品です。
暗い部分は虫食いも出て、落ち着いた「静」
白波がたつような勢いのある「動」
そして、よく観察してみると、内側の青がリズムを刻むような発色です。日本酒を入れたとき、青色が映えることでしょう。
個人的には、写真上、側面の上部(飲み口あたり)正面の、ぽちっと少し釉薬が溜まった部分が、好みです。
ぐい呑み 碧淡青
毎回書いているような気がしますが、同じ釉薬を使いながら、ひとつひとつの作品の表情が違います。
こちらでぜひ見比べてください。
碧の釉薬の上に虫食い、流れる白い釉薬、青みがかった釉薬…、ぐるぐると回しながら側面の景色を眺めているだけでもさまざまな表情を発見するような気がします。
ぐい呑み 蒼雲
蒼と白の釉薬が融合して流れをつくっています。釉薬を重ねたうえで新しい表現。
個人的には、ゴッホの絵の(筆致)ようにも思えます。