【ぐい呑み】淡青泡
啓蔵ぐい呑み「淡青泡」
撮影しなおしました。
なんともロマンティックな青、(碧がまざったような)ふんわりした青色を画像でお伝えするのはとても難しいです。
*販売終了となりました。
啓蔵ぐい呑み「淡青泡」
撮影しなおしました。
なんともロマンティックな青、(碧がまざったような)ふんわりした青色を画像でお伝えするのはとても難しいです。
*販売終了となりました。
啓蔵ぐい呑み 蒼乳濁カイラギ 5,250円(税込)
焼き締めの地に、豪快なひび割れ。
きっとこれは好みがわかれるところですが、個性的なぐい呑みがお好きな方にはぜひお勧めいたします。
釉薬の溜りなどもおもしろいです。
ぜひお楽しみください。
薄い青い釉薬がダイナミックにかかっています。
色合い、勢い、全てが美しく、素晴らしいぐい呑みです。(非売品)
啓蔵ぐい呑み 石割釉
丁寧に何層も重ね掛けをした釉薬の地に白い釉薬がかかっています。
幾重にも丁寧にかけられた釉薬がそれぞれの個性を放ち、そして融合している…。特にダイナミックなひび割れは、まるで白い石が割れたような、春になって流氷が割れていくような、景色となっています。
一番外側の白い釉薬の光沢がきれいです。
豊土華2
カイラギというのは釉のちぢれのことを言います。萩原啓蔵はこのカイラギを何年も研究してきました。
カイラギの中でも「土水跡」のように端正なカイラギもあれば、この「豊土華2」のようにあらあらしい表現をしているカイラギもあります。この作品は釉薬がエネルギーを溜めたような個性があります。
啓蔵ぐい呑み 蒼海 (販売終了しました。)
深い海の中の青(蒼)を表現しているような作品です。
荒々しくて、なにか湧き上がるエネルギーを感じるようなぐい呑みです。
啓蔵・湯のみ 白濁(だるま)
茶色の地に、ほんのりと青い乳濁の釉薬がかかっています。釉薬は何度か重ねてかかっているのでしょう。上から垂れたような景色もあり、地味ですが、趣深いです。
※販売終了いたしました。
啓蔵・湯のみ・蒼波
撮影をしなおしました。とは言え、この「青」の色を正確に伝えるには、難しいです。
少しでも、作品のよさをお伝えできればうれしいです。
萩原啓蔵陶芸作品 「湯のみ」 販売
啓蔵ぐい呑み 雪雲 10,500円(税込)
地は黒というか碧というか、丁寧に何層も重ね掛けをした釉薬がかもし出す不思議な肌をしています。
実際に使ってみると「白い釉薬が厚くもったりとかかって、つるつるしたところ」が、持つ指に心地よいです。
啓蔵虫食いぐい呑み 天の川
虫食いが美しいぐい呑みです。
啓蔵アトリエにて
たくさんの試作。
濁りのない青色はすばらしい。
片隅にひっそりとおかれたものでも、やはりどこか主張がある。 (撮影・文:た)
小さなぐい呑みも、粘土から整形し、乾かして素焼き、そして釉薬をかけ本焼…と
ひとつひとつ手間と時間をかけて作られる。
釉薬の流れひとつにしても、長年研究してきた技がそこに生きている。
作者のぐい呑みにかける思いが込められているのだ。
だからこそ、啓蔵ぐい呑みを、この値段で手に入れていいものだろうかと、
申し訳無く思うことすらある。
そんな気持ちにさせる作品なのだ。 (撮影・文:た)
素焼き 「ぐい呑み」
先日、陶芸を始めて間もない方から、質問がありましたので「夏の陶芸」で気をつけることなどを簡単に書いてみたいと思います。
夏の陶芸は、作陶中に粘土の乾燥を防ぐ工夫をする、ことが先ず大事です。
そのためには、
・作陶する部屋はクーラーはお勧めしません。
扇風機などを直接粘土に当てないようにしながら作業をしましょう。
・手元に霧吹きのようなものを準備し、粘土をいつも適度に湿らせる。また塗れた雑巾などをかぶせておく。
・粘土は、使う分だけをこまめに取り出し、すぐには使わない分はビニールに入れておく。
・粘土が固くなってしまった場合には、固まりを細切りにして(小分けして)水分を補充した上でまるめ、
一晩寝かせると使いやすくなります。
・成形後は、風にあてないようにしてタオルなどの布をかぶせ1日程度乾燥させ、 その後、タオルや布をはずしてさらに日陰で2,3日乾燥させます。
これは作品を均等に乾燥させるためです。 (口元の部分から先に乾燥してしまうので)
素焼き直前(窯に入れる1日前くらい)に、今度はひっくりかえして直射日光などで乾燥させます。
特に高台部分をよく乾燥させるように意識します。
・じゅうぶんに乾かす、ということが必要ですが、なによりも形を作る際に「薄く」作ることを心がけてください。
目安の厚さとしては
食器 :4mm~5mm
花器 :7mm~8mm
大型作品:12mm~13mm
初心者は、ついつい厚く作りがちですが、厚みがあればあるほど「内側の乾燥」 が難しくなり、 焼成の際のひび割れの元となります。
暑い中での作陶作業は大変でしょう。また陶芸を始めてしばらくは粘土の扱い慣れないでしょうし、いろいろと失敗もあるとは思いますが、ぜひがんばってください。上達の秘訣は「できれば毎日、それが難しい場合でもなるべくたくさんの時間」「継続的に粘土に触れる、作陶のために指先を使う」ことです。
私の陶芸教室に通う生徒さんたちも、暑い中、非常に熱心に作陶しています。
そのがんばる姿は、私自身への活力源にもなっています。
(追伸)
啓蔵作品感想 陶芸作品の感想
はいつも読んでいます。たくさんの感想は本当に励みになります。
本当にありがとうございます。
啓蔵カイラギぐい呑み 蒼岩波
価格:7,350円(税込)
青みがかった乳濁がよく出ていて、岩にかかる波のような「景色」になっています。
蒼と蒼と乳濁のグラデーションの変化や、コントラストがとてもおもしろい作品だと思います。
ぐい呑み販売
ここ鹿児島も激しい暑さが続いていますが、おかげさまで私は元気に過ごしています。
近況ですが、現在は、陶芸展にむけてひたむきにがんばる生徒さんたちを指導しながら、私自身は片口鉢を制作しているところです。
片口鉢は、それぞれ釉薬を少しずつ変えてみようと思っています。
どんな発色の違いになるのか、窯から出してみませんとわかりませんが、楽しみです。
陶芸をなさっているみなさんにとっては、「夏」は作陶するのにはとても大変な時期でしょう。
ずっとお休みをしていましたが、陶芸家雑感に「夏の陶芸」について、短いエッセイを載せるつもりです
(ついしん)
啓蔵作品の感想ページ をいつも楽しく読んでいます。陶芸作品の感想を読むととても励みになります。そして作家として作陶の意欲がますますわいてきます。本当にありがとうございます。
感想を寄せてくだったみなさんへこの場をかりて、お礼を申し上げます。
幾重にもかさなった青の釉薬。
陶芸家 萩原啓蔵からのこの作品「宇宙」に対するメッセージはこちらです。