【ぐい呑み】豊土華2
豊土華2
カイラギというのは釉のちぢれのことを言います。萩原啓蔵はこのカイラギを何年も研究してきました。
カイラギの中でも「土水跡」のように端正なカイラギもあれば、この「豊土華2」のようにあらあらしい表現をしているカイラギもあります。この作品は釉薬がエネルギーを溜めたような個性があります。
豊土華2
カイラギというのは釉のちぢれのことを言います。萩原啓蔵はこのカイラギを何年も研究してきました。
カイラギの中でも「土水跡」のように端正なカイラギもあれば、この「豊土華2」のようにあらあらしい表現をしているカイラギもあります。この作品は釉薬がエネルギーを溜めたような個性があります。
側面がつぼみのようなふくらみを持ち柔らかなな曲線を描いています。
少しほっそりとした形です。
蒼い地は、明るい宇宙の写真の色のようです。
黒と蒼の中に、虫食いがあり、それがまた美しいです。そして、その上から、白い雲のような釉薬が掛けられています。
(販売終了いたしました。)
啓蔵ぐい呑み 蒼カイラギ
淡く光沢がかかった蒼のカイラギです。形はほっそりとしたぐい呑みです。
ワインを召し上がるのにも合うかもしれません。
啓蔵ぐい呑み 漆黒
啓蔵の大皿漆黒の海と同じシリーズの釉薬を使っているぐい飲みです。
鈍く光沢のある黒地にはじける華のような白い釉薬。散りばめた紋様は、どれひとつ同じものはありません。
そして勢いのある作品です。
この作品で一番注目して頂きたいのは、釉薬で表現している、青いしぶきの勢いです。
啓蔵が「釉薬を重ねてかけることほど難しいことはない。」と常々話しておりますが、何層にも重ねてかけられた釉薬のさらに一番最後に勢いのある、エネルギーがあふれんばかりの釉薬をかける、というのは大変だっただろうと想像します。
それだけに伝わるもの、があるような気がいたします。
まるでしぶきがかかった岩肌の「瞬間」を再現しているような作品。
個人的にコレクションにしたい一品です。
趣のあるひびは、艶のある光沢の肌です。そしてその上から白濁の釉薬が、流れるようにまるで思い思いに流れる川のような跡になっています。
この発色をひとことで表現するのは難しいです。
赤みがかった茶色、深い緑の混じった茶色…。
偶然のものとは言え(もちろん啓蔵はある程度、研究してこのような発色を予測できていたかもしれませんが)、いろんな個性のある作品を生み出すことができるものだと、感心いたします。
重厚で渋い、そんなぐい呑みです。
啓蔵ぐい呑み 蒼雫
碧がかった淡雪のような乳濁色の釉薬がひろがります。そしてそれは雫のようにも見えます。
*販売終了いたしました。
啓蔵ぐい呑み 巌
この「巌」は他の啓蔵カイラギぐい呑みに比べると、小さめです。 「焼きしめ」られていますが、小ぶりながら、重厚で趣きのあるぐい呑みに感じます。
こちらで販売中です。
うすいグリーンの発色は、落ち着いて見えます。
ところどころに「釉薬がかかっていない」部分があるでしょう。
これは「(粘性の強い)釉薬をたっぷりかけた」作品だからだそうです。
とっても贅沢な作品です。
実はあまりにもすばらしい出来なので啓蔵に
「この釉薬の感じで酒器(注器)も作ってみたらどうか?」というようなことを聞きました。
「かなりぜいたくに釉薬を使うために、酒器(のような大きなもの)には向かない。(いくら釉薬があっても足りないくらいだ、との意味)」
とのことでした。
そのくらい贅沢な釉薬の使い方をしている作品なのでしょう。
(販売終了)
啓蔵ぐい呑み 薄紫雲
夕焼け空から、夜の空になりかけたとき、雲が紫色に見える、そんなイメージです。
ひとつひとつの発色も違いますし、眺める角度で紫色が強くみえたり、ほんのりと青い乳濁が強く見えたりします。
ひとつとして同じものはありません。掌に包むと、土のあたたかさを感じといい…本当に長く使いたくなるような一品です。
漆黒
お世話になった上司への退職祝に注文したのですが、とても喜ばれました。
実は、退職祝をいろいろと探したのですが、なかなかよいものがなく困っていたのですが、こちらのサイトへたどり着き、とてもよい買い物ができました。
本当にラッキーでした。ありがとうございました。(佐賀県 I様)
(店長)
I様、ご感想をありがとうございました。きっとご一緒にお酒を酌み交わしたことを思い出しながらお酒を召し上がって頂けるのではないでしょうか。こちらこそ本当にありがとうございました。
白釉
もこもことつるつる感が同居しているような、ふしぎな魅力があると思いました。
すばらしいです。
なによりも手にもったとき、しっくりとくるところ。とてもいいですね。
(大阪府 H様)
(店長)
H様、ご感想をありがとうございました。
私自身も、釉薬がたっぷりかけられたもったりとした感じの作品が好きです。この作品はそれにぴったりですよね。
ぜひぜひ末永くご愛用を頂けるとうれしいです。
土息吹
先ほど商品を受け取りました。
迅速、丁寧な対応に感謝致します。
有難うございました。
(東京都 N様)
(店長)
先方様への記念の贈り物としてご注文を頂きました。
「土息吹 」はやわらかな色合いの釉薬と、ゆったりとしたぐい呑みの作品なので、きっと喜んで頂けるのではと思います。
啓蔵ぐい呑み 蒼海 (販売終了しました。)
深い海の中の青(蒼)を表現しているような作品です。
荒々しくて、なにか湧き上がるエネルギーを感じるようなぐい呑みです。
天の川
私は、今は焼酎のお湯割りがメインですので、私なりに末永く付き合えそうな酒器をと、迷いに迷った末に、
この「天の川」にしました。
それほど、啓蔵氏の作品はすばらしいものばかりです。
種類、銘柄、季節、呑み方、などにより酒器を使い分ければ、より一層おいしく呑めるだろうと思うだけに
「いっそのこと、全部まとめて発注したら迷う事も無いのになぁ」
とも思いました(笑)
実際に、手に取ったときの収まり具合、何よりもお酒を呑んだ時の”口当たりのまろやかさ”は
想像に違わず絶品です。
また、地色と釉薬、虫喰いとの妙味が織り成す絶妙のコンビネーションは、見ていて飽きません。
これらの酒器は、どれも所有する喜びがあるかと思います。
この酒器の購入とほぼ時を同じくして、偶然にも覚えた大好きな詩を一句。
「酒は愁い(うれい)の腸(はらわた)に入り、化して相思(そうし)の涙となる」
沁みるー!
たまには、こんな詩に想いをはせながら、お酒を呑むのにも合いそうな酒器だと思います。
(栃木県 H様)
(店長)
H様、ご感想をありがとうございました。
加えて、ぐい呑みのお写真、そしてすばらしい詩のご紹介に感謝申し上げます。
お酒を頂くときの、あの口当たりのまろやかさ、豪快さは、詩の一節のように、
まるで腸(はらわた)にすべて沁み込むような気がいたします。
そして啓蔵作品をそんなふうに味わって頂けることがとてもうれしく光栄に存じます。
このたびは本当にありがとうございました。
今後共、どうぞよろしくお願いいたします。