青緑湯のみ オーロラみたいな発色
青緑湯のみ
紫色と土色と青色を混ぜたような、としか表現できない、不思議な発色の湯のみです。
この融合が、内側のオーロラみたいな色を出しているのでしょう。
青緑湯のみ
紫色と土色と青色を混ぜたような、としか表現できない、不思議な発色の湯のみです。
この融合が、内側のオーロラみたいな色を出しているのでしょう。
ぐい呑み 「青流」
この作品を手にしながら眺めていると、青色の大きな流れが小宇宙のようにも見え、窯の中で焼成された「偶然の美しさ」を感じます。
偶然と書きましたが、けれども実は、
作者の啓蔵はこの青と弾けるような勢いの景色をたぶん思い描いた上で、作陶し釉薬を調合したのでしょう。
そう考えると、生まれ出た作品がまた違った意味での出会いのようにも思えます。
蒼色を撮影するのは難しいですが、少しでもイメージをお伝えできたら幸いです。
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同じ釉薬でもひとつひとつ個性があります。
みどり色をベースにしたものでも、比較してみると、それぞれの良さ、面白さが、楽しめます。
碧色から青色への広がり、グラデーション、釉薬の発色は、本当に見ていて飽きません。
梅幸茶ぐい呑み
地の色は、日本の伝統色(和の色)でいうところの「梅幸茶色」に近いような気がします。
そしてその上から「薄墨色」の釉薬がかけられており、
地の色と融合したところは、色合いが「灰青」に変化しています。
ぐい呑み 蒼雫
色彩の彩度は鮮やかというより、どちらかというと、逆に墨絵に蒼や碧が塗られた、というのでしょうか落ち着いた色合いです。
とはいえ、そこは啓蔵の作品。眺めていると、いろいろな発見があります。
穴ぼこの躍動感、釉薬の溜まりの面白さ。
上からかかる白い釉薬は、ほんのりと淡く、そこからうすい碧へのグラデーションがまた美しい作品です。
新しい陶芸作品 ぐい呑みたち。
今回もまた、すごくいい作品が揃っています。
ひとつひとつに個性があり、主張があるようなぐい呑み。
これが、ひとつひとつ啓蔵の手で、生み出されたのです。
この魅力をちゃんとお伝えせねば、とあらためて思っているところです。
ブルーの片口酒器。とても美しいです。
お問い合わせをいろいろ頂いておりますが、販売の予定は今のところ未定です。
小雪釉(虫喰い)
同じ釉薬の作品でも、釉薬のかかり方、虫食いの出方、コントラストの強弱…と、ひとつひとつ違います。
その中から、一つを選ぶというのは、とても難しいと感じます。
でもどの作品も、啓蔵の手で作られた、大事な作品です。
どうか気に入って頂けますように、と願いながら、選んでいます。
深い碧に蒼がまざっています。そして上からかかる白い釉薬が淡いベールのようにも見えます。
虫食いもきれいで、眺めていても本当に飽きないぐい呑みです。
ぐい呑み 巌飛翔と巌
画像は、左側(前方)が「巌飛翔」 右側(後方)が「巌」です。
違いは、外側の釉薬のはじけ方の激しさの違いでしょうか。
サイズは、啓蔵作品のぐい呑みとしてはやや小ぶりですが、
激しい作風のこのぐい呑みは、キリリとした辛口の日本酒が似合いそうです。
抹茶茶碗 繭カイラギ
抹茶茶碗の薄白についてお問い合わせを頂いたのですが、残念ながらお取扱い終了になってしまったので、その代りと言ってはなんですが、繭カイラギを撮影しました。
スマホなのでうまく綺麗に撮れないのですが、カイラギは男性的なイメージが強い中で、ころんとした抹茶茶碗は、あたたかみを感じます。
お取扱い終了となりました。ありがとうございました。
内側は、ぐい呑み 満天の星空のような青です。外側の茶色の景色と調和していて、対比が面白いです。
抹茶茶碗 (群青)
周りの光の加減によって、黒と青の発色が微妙に違って見えます。
明るい光を当てると青色が引き立ちます。
黒味がかった群青の景色に虫食いが出ていて、それがまるで夜空に広がる星空のようです。
黒と青の取り合わせがとても気品があって美しいです。
【抹茶茶碗】黒白釉
かなり豪快な抹茶茶碗です。
お酒のお好きな方は、こちらで焼酎や日本酒を召し上がってもいいかもしれません。
【抹茶茶碗】墨渦釉
墨絵のなかにひろがる渦のような斑点が、個性的にひろがったりくっついたりして独特の紋様が出ています。
色合いは白黒ではなくうっすらと青み(作品によってはごくごく薄い緑色)がかっています。
ぐい呑み「墨渦釉」とはまた趣が異なり、指跡のついた筒茶碗の茶器として紋様を眺めると幽玄な世界が広がるような気がします。
【抹茶茶碗】桜貫入
大き目の貫入がしっかり出ています。
桜色のふんわりしたイメージの抹茶茶碗です。
春には抹茶を頂きながら、ぜひ桜餅をお召し上がりください。
あたたかな気持ちになることでしょう!
形状は、まるみをおびた井戸茶碗です。
啓蔵作品にしては、形状も色合いも優しい雰囲気です。
【抹茶茶碗】黄土焼締
大変申し訳ありません。販売終了となりました。
黄色がかった釉薬がはじけて、ところどころに地の黒が見えます。
勢いがあり、まるでなにかに向かって突き進んでいくようなイメージの茶器です。
【抹茶茶碗】 赤壁土
赤色の地に豪快に茶色の釉薬がかかっています。
豪快にひび割れ、はじけた、力強い抹茶茶碗です。
【抹茶茶碗】黒白釉
何層もかけられた釉薬が織りなす個性的な抹茶茶碗です。抹茶の緑が映えることでしょう。
鑑賞するだけでも味わい深い陶芸作品です。
貫入がしっかり出ています。桜色のふんわりしたイメージの抹茶茶碗です。
【抹茶茶碗】桜貫入
抹茶茶碗 (群青)
青と黒のまざったような抹茶茶碗。
先日、啓蔵のアトリエでみつけた片口酒器。
蒼と乳濁の釉薬の片口酒器は、なかなか目にできないので、惚れ惚れします。
(できるだけ作品の色をお伝えしたいのですが、青色の撮影はなかなか難しいです。)
ぐい呑み 「薄青」
以前も扱っておりましたが、啓蔵のアトリエで見つけましたので、再販売いたします。
薄い青色の釉薬がうっすらとかかっています。
やわらかな釉薬の発色と、下のひび割れのバランスが、とても上品で美しいぐい呑みです。
先日、啓蔵のアトリエでみつけた片口酒器。
釉薬の流れに趣があります。
3月1日に、陶芸家 萩原啓蔵は87歳になりました。
少々耳が遠くなり、足が痛いことも多いようですが、作陶への意欲はまだまだ尽きないようです。
今回もお気に入りのぐい呑みについて語ってくれました。
以前にも「啓蔵虫食い」の商品ページで触れたことがあります。
(下記はその抜粋)
『地の黒い釉薬にも、上からかかる乳濁の釉薬にも虫食いが出ているところが、なによりも違うと即答されました。
これがどんなにむずかしいことか、これが出たときどんなにうれしかったことか…
と語りながら、愛おしそうに、この作品をじっとみつめる啓蔵を見て、本当に思い通りの作品が出きたうれしさが伝わってきました。』
今回も、啓蔵は何度も、本当に何年も苦労を重ねてやっとできた作品、と言っていました。
一見シンプルにもみえる作品ですが、実は、何層にもかけた釉薬が融合して美しさを醸し出しています。
作品をみつめる陶芸家の眼差しは、作品への愛情が溢れているような気がしました。
twitter や facebookページでご紹介をしましたが、あらためてこちらでもご紹介します。
これは、釉薬サンプルの抹茶腕。レアものですね!
抹茶腕もいいですね!
釉薬の掛かり方を、断面から調べる。 こんなふうに、研究をしています。
アトリエにて。啓蔵が破棄するという中にも、素敵な作品がある!