【啓蔵の近況】抹茶茶碗の新作(2)
抹茶茶碗の内側。
釉薬のかかり具合といい、その景色といい、渋いです。
自然のおりなすものとはいえ、
啓蔵が想像したとおりに釉薬が発色し、紋様を作品として表現できた時
作家として一番の満足感を得られる至福の時だと思います。
*販売は未定です。(販売しない可能性が高いです。)
抹茶茶碗の内側。
釉薬のかかり具合といい、その景色といい、渋いです。
自然のおりなすものとはいえ、
啓蔵が想像したとおりに釉薬が発色し、紋様を作品として表現できた時
作家として一番の満足感を得られる至福の時だと思います。
*販売は未定です。(販売しない可能性が高いです。)
最近では抹茶茶碗をよく作るようで、いくつか気に入った作品も何点かできあがりました。
失敗をくりかえしながらも、そのなかで会心の作ができると本当にうれしい、とのことです。
(店長より)
「今」啓蔵が気に入っている釉薬が、画像からもみてわかりますね。
独自の釉薬を作って、まずはぐい呑みで試す。
ぐい呑みで、独自の釉薬を使い、思い通りに表現する。
そして、次にに今度は、同じ釉薬を使って抹茶茶碗を作る。
絶え間ない努力が、味のある、啓蔵らしい作品につながっていくような気がします。
*なお、今回新作は販売するかどうかは未定です。
季節の変わり目というのは風邪をひきやすいことも多いのですが、こういうときこそキムチ。
ニラのたっぷりはいったキムチ鍋はスタミナがつきそうです。
作り方は
・先ずはあらかじめコチュジャンに漬け込んで下味をつけておいた豚肉をニンニクと一緒に胡麻油で炒め、色が変わったらキムチを入れ、中火にして約10分ぐらいしっかり炒める。
・炒まったら、煮干と昆布でとったダシ汁を加え、酒、てんさい糖、醤油、粗挽き唐辛子で味つけをする。 そこにニラ、白葱、エノキ茸、薄揚げさん、木綿豆腐などをいれて煮込めば出来上がり
とのこと。
簡単そうに書かれていますが、やっぱり手が混んでいるというか、手を抜かないというか。そこがやっぱりすごいですね。
「キムチ鍋のモト」を入れて野菜や肉を煮るだけ~、という私とは大違いです。^_^;
『定番キムチ鍋』 (from 貴族鍋 )
マッコリにはやっぱり「白乳濁」のぐい呑みが合いますね。
「なべログ」にも参加されるとのことです。
記事の下側にある「評価」にぜひご協力をお願いします。^_^
*画像の使用許可を頂いております。(ありがとうございます。)
蒼乳濁
青い釉薬は面白味があります。なによりも綺麗。
日本酒でも黄色がかった日本酒に合うかもしれませんね。
お客様から、作品の容量をお知りになりたい、というご意見を頂き、なるほどなあと思いました。
ですので、、これから少しずつ測っていこうと思います。
「蒼乳濁」については
ふるふる入れて(口元ぎりぎりまで入れて)だいたい90ccくらいでした。
実際お使いになる時には、8分目くらいまで、かもしれませんし
また、多少誤差があるかとは思いますので、あくまで目安にして頂けると幸いです。
販売する作品は当然ながら使用をいたしません。たとえ水であっても作品には入れませんので
容量をはかるときには、「作品にビニール袋をかぶせその上から水を注入し、ビニール袋の水を計量カップではかる」というようにしました。
八尾若ごぼうといのを知らなかったのですが、どんな味がするのでしょう?
首都圏ではみかけたことが無い(と思います。)野菜です。
「セリ + 根ミツバ」 みたいな感じなのかしら? と想像しています。
貴族さんいわく
『ごぼうは、根っこは包丁の背で細い根と皮を削ぎ落として、切ってから水につけて灰汁抜きをしておく。軸も適当な長さに切って水につけて灰汁抜き。
っで、葉っぱも食べられるらしんやけど、ちょっと味見したら、この世の物とは思えないぐらい苦くて青臭かったのでスルーすることに。』
わたくし、苦いのが嫌いじゃないです。
ですので「この世の物とは思えないぐらい苦い」というのに逆にかなり惹かれます。
青汁だって苦ければ苦いほど好き(へんな甘味料なんて言語道断!)、ゴーヤもさっとごま油で炒めるシンプルなものが好き!
なので、ますます「若ごぼう」なるものを実際に食してみたいな、などと思うのでした。
『若ごぼう鍋』 (from 貴族鍋 )
太刀魚の塩焼きもおいしそうです。
酒の肴というのは、お酒が好きでお料理が好きな方のセンスがひかるものですね~。
ところで、ぐい呑み「 青濁垂」ですが、今でもお問い合わせがよく来ます。
写真には啓蔵作品の、「青濁垂」(ぐい呑み)、釉の酒器(注器が写っております。
いつもありがとうございます。
*画像の使用許可を頂いております。(ありがとうございます。)
啓蔵ぐい呑み 乳濁雲
形状としてはほっそりしているけれど、釉薬がどっしりと、もったりと、ついているので、端正とは言い難い、個性的な「顔」を持っている。
片手にもって眺めてみる「ぐい呑みの風景」
本日3月1日は陶芸家萩原啓蔵の誕生日です。84歳になりました。
少々足が痛み歩くのも大変とのことですが、作陶意欲は衰えることなく、日々作陶と釉薬の研究に没頭しているとのことです。
【啓蔵ギャラリー管理人よりお願い】
啓蔵のアトリエに直接行きたい、直接連絡をとりたい旨のお問い合わせを頂きますが、
大変申し訳ないのですが、高齢でもありますし、本人が作陶に集中したい、とのことですので、
直接の訪問や問い合わせなどはご遠慮願えますでしょうか。
お問い合わせやご質問は、
啓蔵ギャラリーのお問い合わせ か メール(shop@kei-zo.com)
で受けております。
頂きましたメッセージやご質問などは、管理人が責任をもって萩原啓蔵へ届けます。
(御名前がハンドルネームのままのお問い合わせについては、省かせて頂きます。)
本当に申し訳無く心苦しいのですが、どうぞご理解のほどよろしくお願い申しあげます。
ぐいのみ 「海底」
本日,商品が無事に自宅に到着致しました。感想をおくります。(画像も)
以前から緑色系のぐいのみがほしいと思っていたのですが、
貴ページで「海底」をインターネットでたまたまみつけました。
写真でみた第一印象は、緑色といっても暗い感じがして、正直迷いました。
ただ、緑色も珍しいし、と思って申し込みました。
届いたとき、渋いぐいのみだなあと思いましたが、
実際日本酒を入れて飲んだとき、底のほうにみえるあかるいほうの緑色と暗い色が、とてもいいなあと思いました。
とっつきにくい感じがしたが、使ってみると、これがなかなかいい味を出していますね。気に入りました。
ありがとうございました。
(長崎県 N様)
(店長)
N様ありがとうございました。
「海底」は地味な作品かもしれません。けれども、深海の底は(行ったことはありませんけれども)こんなイメージかも…と思ったりもします。
作品をご覧になった印象と、実際にお使いになった印象と違う、ということはよく耳にしますが、
N様のご感想をうかがってとてもうれしくなりました。
今後ともぜひご愛用頂けるとうれしいです。
土色のぐい呑みを集めてみました。
こうしていっしょに撮影し、比べてみると、土色のカイラギといっても、たくさんの表情があるものだと改めて思います。
撮影は大変なのですが、それぞれに趣があり、どれもすばらしいなあと、ファインダーをのぞきながらわくわくしてしまいます。
少しでもその思いが伝わりますように。
ぐい呑み「土縞跡」 : 色も重なりあって深みがありますが、微妙な起伏の陰影が、お酒を注いだら七色にも反射してきらめきそう…。さらに深みが増したり。景色の愉しみが、存分に味わえそうです。(H様)
【ぐい呑み】艶岩壁、嵐、淡水釉・虫喰いを撮影しなおしました。
それぞれに匠の技を感じさせるような、釉薬の表現。重厚な絵巻のようです。
と同時に、三姉妹のようにも感じました。
【ぐい呑み】乳濁雲、蒼カイラギ、蒼乳濁カイラギを撮影しなおしました。
個性的でありながら、どちらかというと渋い三作品です。
どれもみんな、個性的で、本当に見ていると楽しいです〜(H様)
「蒼乳濁カイラギ」は、個性的ですね。とがっている、というか。渋いのが「蒼カイラギ」。そして、「乳濁雲」は、水墨画の雲の広がりを見るようです(*^^*)(H様)
千葉県W様から、画像を頂きました。
萩原啓蔵作「夢雫」とおいしそうな日本酒。
ぐい呑みの風景は絵になりますね!
本当にありがとうございます。
・ぐい呑み 夢雫 販売終了
千葉県W様から、食卓の風景の画像を頂きました。
ありがとうございます!
啓蔵作品がいくつか使われていて、とても光栄です。
・片口鉢 心の葉 (画像中央上) 販売中
・楕円皿ころんころん (画像左上、中央) 販売中
・楕円鉢 薄紫雲 (大) (画像右上) 販売中
・ぐい呑み 夢雫 (画像一番上左側) 販売終了
・片口鉢 光沢茶 (画像上端) 販売終了
過去の記事のコメントに、貴族さんの料理は「池波正太郎」の世界にいるようだ、ということが書かれていましたが、私もまさしくそのように感じます。個人的に池波作品が大好きですし、池波正太郎の小説に出てくる料理、池波先生の好んだ料理、などには非常に興味があります。
家族団欒の料理、というより、渋くひとりで楽しむ貴族鍋
さて本日の鍋ですが「塩鮭とイクラの親子か焼きみぞれ鍋」
なぜ親子なのか?
それは塩鮭とイクラだから。なーるほど!
おろしを鍋にいれてみぞれ鍋にする、というところもいいですね。
併せて生姜のすりおろしも入れるとまさに風邪にも効きそうです。
『塩鮭とイクラの親子か焼きみぞれ鍋』 (from 貴族鍋 )
いくらとか酒盗とか。。。肴としては、本当にぴったり!
*画像の使用許可を頂いております。(ありがとうございます。)
【啓蔵ギャラリーWebショップ】
▼商品のページ
・ぐい呑み 白乳濁 (販売中)
・楕円鉢「楕円小皿」(販売中)
ぐい呑み 土蒼景色
【ぐい呑み】土蒼景色 撮影しなおしました。
この水色とうすい茶色、そして雲のようにかかる白い釉薬。
絵のような景色をお伝えしたくて何度も撮り直しています。
そして、同じ釉薬がかかっていても、ひとつひとつ表情が違います。
萩原啓蔵の釉薬の中でも、青(ブルー)の釉薬がとても個性的です。
同じ青でも青、蒼、藍…そして碧青、紫青…と、微妙な色の違いがあります。
黒釉のぐい呑みです。(非売品)
新年明けましておめでとうございます。
2011年が皆様にとりまして良い一年になりますようお祈りいたします。
本年も「啓蔵陶芸ギャラリー」「啓蔵ギャラリーWebショップ」どうぞよろしくお願いいたします。
(店長より)
2011年はいったいどんな年になるのでしょうか。
楽しいこと、うれしいこと、感動すること、にたくさん出会えるとよいですね。
画像は、店長のプライベートの
「年越しぐいのみセレクション」
です。
おかげさまで、お酒をおいしく頂きました。
(すべて啓蔵作品ですが、販売しているものではございません。)
皆様のぐい呑みセレクションはいかがでしたでしょうか。
啓蔵作品を撮影した画像などございましたら」ぜひご紹介させてくださいませ。
どうぞよろしくお願いいたします。