先日の仮装大賞というTV番組で、見事大賞を射止めた女子中学生5人のアイディアに感心しました。
舞台での発表時間はわずか数分の短い間ですがボールとボールの影をうまくかみ合わせた簡単な動作なのです。
バレーボールを床に手まりのようにつき壁にぶつけると、黒い影の板がボールのリズムにあわせて同じように動き出し、ゆっくりつくとゆっくりと速くつくと速く動く、影法師のような影がとても不思議でした。
ゴムのばねなのか?巻尺の巻き取り、または掃除機のコードリール用のゼンマイなのかその仕組みが私には今もってわかりません。

 このような感動は陶芸でも大事だと思いました。
それは面白い造形、見たこともない装飾法など…どうやって作ったのだろうか、どんな道具を使ったのだろうか、と見る人に考えさせるような作品が、感動につながるような気がするからです。
アイディアは一朝一夕にしてできるものではなくて、毎日の努力の積み重ね、常に新しいものを考え取り入れる姿勢からヒントとして浮かびあがるものではないだろうかとも感じます。

                     



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