啓蔵の新作 ぐい呑み 「宇宙の蒼」(2)
撮影してみました。
ベースは光沢のある黒い釉薬ですが、何層もかけられていています。
蒼い発色がまるで、夜の黒い空に広がるオーロラのようにところどころに見えます。
(作品によって、蒼の度合いは違います。)
そして、その上から、更に白い釉薬が掛けられています。
虫食いも美しく、まるで夜空に散りばめられた星のようです。
撮影してみました。
ベースは光沢のある黒い釉薬ですが、何層もかけられていています。
蒼い発色がまるで、夜の黒い空に広がるオーロラのようにところどころに見えます。
(作品によって、蒼の度合いは違います。)
そして、その上から、更に白い釉薬が掛けられています。
虫食いも美しく、まるで夜空に散りばめられた星のようです。
啓蔵の新作 ぐい呑み 「宇宙の蒼」
啓蔵の新作 ぐい呑みが届きました。
今回は啓蔵がとても気に入ったと言っておりましたので、楽しみにしておりました。
当然ながら、ここまでいきつくまでには、窯でいうと3回分くらい失敗を重ねて(自分の思ったような作品が出来なかったとのこと)、やっと出会えたものだったようです。
黒い地に白い釉薬がかかっているのですが、この黒い地に蒼の釉薬がさらにかけられていて虫食いも出ています。まるで”宇宙の蒼”
啓蔵のもとめていた蒼はこんな蒼だったのか、と、作品をみながら味わっております。
なるべくはやく販売開始をしたいと思いますが、
この深い光沢のある蒼と黒い釉薬の作品の撮影が難航(すみません。撮影があまり得意ではないため)しそうです。
少しお時間を頂けると幸いです。
取り急ぎ速報まで。
ぐい呑み 碧淡青
まるで若葉の息吹のような、角度によっては南の海のような青、のような部分と、
ベースにかかっている緑色の釉薬の虫食い。その押さえたようなシックな部分とが
なんともいえない具合に融合して幻想的な景色になっています。
釉薬のかかり具合によって、ひとつとして同じものはありません。
ぐい呑み 海底
啓蔵にしては珍しい地の色が緑色。落ち着いた緑色の地は岩のような雰囲気があります。
そして乳濁に緑色がまざった釉薬が上からかけられています。海の底というより、海と波というような気もしますし、海の底の流れのような気もします。
ずっしり感がありますので、掌の大きな男性の方が使って頂くのに向いています。
ぐい呑み 淡碧
ひび割れの地に、薄い淡い碧色が混ざった乳濁釉薬がかかっています。
釉薬は勢いのあるかかり具合なのになぜだか、優しい穏やかな印象があります。
碧の発色も、乳濁釉薬の勢いの跡も、ひとつひとつの作品で違います。
ぐい呑み 淡碧(筒)
ほんのりと緑がかったクリーム色の地に、淡い碧の乳濁釉がかかっています。上からかかっている釉薬は、淡碧 や 涌雲と同じものです。
クリーム色の地の部分は、ざらっとした手触りです。
これはお好みがわかれるかもしれません。
上からかかっている淡碧の釉薬は光沢があり、虫食いが出ています。同時になめらかな手触りで、発色は淡くやさしい色です。
その「手触り」「発色」の微妙な組み合わせが、また絶妙でもあります。
【抹茶茶碗】 薄草緑
薄い緑色の地にカイラギや白い釉薬がひろがっています。
筒茶碗なのですが、だるま型のようにすこし口周りが(底に比べて)小さくなっている形です。
やさしい感じの抹茶茶碗です。
【楕円皿】ころんころん・土碧
土色と緑色の混じったような釉薬に、ほんの少し水色が見えたりもします。落ち着いた色調のうつわなので、逆に料理が引き立ちます。
ですので「はなやかな料理をお作りになる方」に向いています。