【013】透明釉について
陶芸をなさる方が最初によく使用するのが光沢があって溶けやすい「透明釉」でしょう。
「透明釉」の配合によって幾種類にも作ることが出来ます。その代表的なものをご紹介したいと思います。
・長石 80 ・長石 50 ・長石 50 ・長石 50
木灰 10 木灰 30 バリューム 30 タルク 10
わら灰 10 カオリン 10 石灰 5 石灰 10
珪石 10 カオリン 10 カオリン 10
珪石 5 珪石 20
※上記の基準の釉薬に「ベニガラ」、「銅」、「コバルト」、「マンガン」 を入れることによって「色釉」をつくることもできる。
【透明釉の注意点】
・粘土の色によって、焼き上がりが灰色になる場合がある。
・沈殿しやすい、密着が悪く塗布しにくい。
・2重掛け(一度透明釉を塗り、あとから色釉を塗る)時にはがれやすいことがあるので注意しましょう。
以上のことを考慮しながら、自分に適した釉薬を作ることが大事だと思います。
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