薄青
(前略)

この薄青を含め、萩原先生のぐい呑み作品を見ていると様々なイメージが浮かび上がってきます。

それが本当に楽しくて、嬉しくて…。私は萩原先生の作品たちが大好きです

ただ、そこから先生の意図を汲み取れているかは、自信がありませんが(苦笑

銘の中に同じ「青」を有していることに気付き、手元にある青濁垂を薄青の横に置きました。



すると薄青の景色は、春先に少し残っていた雪…に見えてきました。

次に青濁垂に目先を移すと、先の雪解け水が薄青の ”青”を溶かして流れていく様子が頭の中に浮かんできました。

薄青も、私に美味しい一杯と…愉しい時間を与えてくれました。




** この2作品を並べて見ると、本当にいろいろな想像をしてしまいます…銘からも、

** 青     =  青

** 濁    <-> 薄 (濁りが少ない)

** 垂れる <-> 垂れ(が)”無い” ….などなど、無茶苦茶な想像をした結果、

** 性格が正反対の双子なのでは!?……と思えてきました (^^;(香川県 M様)



(店長)同じ青でも作品によりまして、発色、釉の垂れ具合など…本当にそれぞれに個性がございます。

啓蔵の釉薬にもよりますが、自然のおりなす偶然の結果でもあり、それを考えると不思議な気持ちになります。M様本当にありがとうございました。

                     



タグ: , , , ,