【ぐい呑み】【ぐい呑みを持つ掌】土水跡
啓蔵カイラギぐい呑み 土水跡
茶色の地に、カイラギ。
単なる茶色ではなくて、見る方向によっては黒っぽく見えたり、明るく見えたりします。
形は井戸型ですが、真上からみると正円ではなくて、手作りのあとが残っていて、いびつになっています。
けれども、なぜか「端正」な印象のある落ち着いた作品です。
なんと言うのでしょうか「キチンと感」があって落ち着いた雰囲気です。
それだけに深い趣があります。
ほんのりと一部に見えている水色の跡が、また味わい深いアクセントにもなっています。