土色指跡 土色指跡
素人ながら偉そうなことを書かせていただきます。

 私が工芸品を購入する時に最も大切にするのは、これだ!という自分の「直感」です。心惹かれない作品は手許に置きたくありません。これは作者の「個性」と自分の感性が同調するかどうかということです。

 

「かいらぎ」を見たとき、最初は何だこれは?と思い、再度画像を見直してモザイクや硝子細工を連想しましたが、やはりこれは百聞は一見にしかず、百見は一触にしかずです。

頒布されることを知り、即座に購入したものです。実際に手にした印象は「草間弥生の絵」でした(この例えが失礼ならばお許しください)。「かいらぎ」は人の心を引き込む、まさに工芸品としてはすばらしい、釉のマジックといえるものです。私にとっては、今すぐ使うより、しばらくは手に取って感触を楽しみながら鑑賞してから、「さあそろそろこれで一杯やってみるか」という気になってから使ってみたい一品です。(東京都 N様)





(店長)ご感想を頂きましてありがとうございました。「百見は一触にしかず」とは本当に「言い得て妙」ですね。実際の感触を味わって頂けて、こちらこそ本当にうれしく思います。

                     



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